今回は、好きな事を仕事にした人を3人(3冊)紹介します。
親目線で選んだので、子育てにも役立つと思います!
3冊とも自伝という訳ではないのですが、好きなものをそのまま仕事にしてしまった人達です。
近藤麻理恵さん「人生がときめく片づけの魔法」
前の記事でも書きましたが、
こんまりさんは本の中でも書いている通り、5歳から主婦向けの雑誌「ESSE」を愛読し、日々お片づけに精進してきた様子が本の中に描かれています。
まさか、片づけが仕事になるなんて普通は思わないですよね。
2015年米『TIME』誌の「最も影響力のある100人」に選ばれてます。
こんまりさんのすごいところはきちんと大学をご卒業され、新卒で就職もされてらっしゃる事です。
それと同時に大学在学中からお片づけのサービスを始めているのもステキですね。
大学もきちんとご卒業され、お母さんも安心ですね。
この本は自伝ではないのですが、お片づけの知識とモチベーションを得られると共に、
お片づけへの深い愛をお持ちのこんまりさんの人生を垣間見ることができるオススメの本です❗️
人生がときめく片づけの魔法 改訂版
5歳から片づけのヘンタイだった様子や
こんまりメソッドを完成させるまでの様子も垣間見れるお片づけの基本書
さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~
すごいのがこの本、Amazonの書評が全員⭐️5つなんですっ。
私ももちろん🌟5つです!
この本を読むとさかなくんのファンになり、益々応援したくなりますっ。😊
この本は自伝でひらがなもふってあるので、お子さんでも読む事も出来ます。
読書感想文の本としてもサイコーですね。
さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~
子供の頃からの様子が描かれていますが、
絵を描くのが大好きで上手で、かつ一つの事に夢中になる様子が描かれてます。
トラック、妖怪、タコなど。
その後、魚に夢中になります。
さかな君は魚が好きすぎて衝撃的なのですが
図書館にある魚の本を全部読んだり、
毎日魚屋に通いつめ、週末は水族館に通いつめたり。
この本さかなクンと共にお母さん素晴らしすぎる!んです。
お母さんはさかなクンにいつも的確なアドバイスをし、
絶対にさかなクンの好きなことを否定しません。
過度の干渉もせず見守る姿がホント素晴らしいんです。
毎週末、開館から閉館まで水族館にいるなんて私には絶対無理です。💦
連続でお魚料理を作り続けるとか。
子供が欲しがるから家の中に、どんどん水槽が増えていくとか。
さかなクンは「水槽学」と勘違いして見学に行った事で吹奏楽部に入り、
サックスを始めるのですが、
高額な楽器を即決で買ってあげたり、
さかな君のお母さんはここぞというところのサポート力がすごいんです。
その後テレビチャンピオンで賞金を獲得し、
すぐにお金を返してしまうさかなクンもすごすぎですが。
学校も先生に「魚の絵は素晴らしいのですが、学校の成績が」と言われても、
「あの子は魚が好きで、
絵を描くことが大好きなんです。だからそれでいいんです!」
と言い切れるお母さんが最高にカッコいいです。
私だったら「魚の絵も素晴らしいけど、
勉強もしたらもっと良いんじゃない?」とか言ってしまいそうです。(笑)
そして勉強をしてこなかったさかなクンが、
最終的に夢だった東京海洋大学の客員准教授になってしまうのも胸がアツくなります。
しかも正攻法ではない「なり方」だけに、
感動もひとしおです。
そんな夢のかなえ方もあるんだと目からウロコです。
勉強も「最低限はやらないとダメ」と思う私の常識を打ち破るさかなクンは、
とってもカッコ良いです。
クニマスの発見に貢献し、
平成天皇のお誕生日の記者会見で、
さかなクンの名前を口にされた時も胸がアツくなりました。
学生時代もカブトガニの人工ふ化を成功させた経験などもあり、
実はやっぱりすごい方なのですね。
まさか魚でここまで来るとは!
さかなクンの魚への深い愛と純粋さを感じ、応援せずにはいられません。
是非沢山の人に読んでほしいオススメの本です❤️
下記の動画は、さかなクンのクールな一面が見られて素敵です。
さかなクンカッコイイです〜。
さかなクン実はイケメンなんですよね。
かっこいいキャラではないのでそのギャップもステキです❤️
サカナくんの魚へのピュアな愛とさかなクンのお母さんの素晴らしさが光り
夢の叶え方も裏ワザ的で感動的・読書感想文用の本としても最適
中島聡 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
これは仕事の時間術の本なのですが、これもおすすめの本です。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
仕事のお話がベースなのですが、自伝的要素もあり武勇伝が多く、
そりゃ絶対自慢するでしょっ!と言うエピソードが目白押しです。
そもそもWidows 95を開発したのが、日本人である中島さん
だなんて知りませんでした。
開発したWidows 95のデモの様子や、
ビルゲイツとのやり取りなど、
歴史を作った中島さんのエピソードに感動で震えます。
私がこの本を読んだのは、
アマゾンプライムで無料だったからですが本当にラッキーだったと思います。
Kindleで読みました。
Kindleは無料でプライム会員になると、読める本が沢山あるのでオススメです。
中島さんのすごいところは、
本当に中学生・高校生?と思う位、
進路の考え方と好きな事へのアプローチ方法が大人です。
中島さんは、
ゲームが好きすぎてプログラミング・コンピューター言語をマスターし、
時間を捻出するために不要な教科はバッサリ捨て、
効率よく勉強しつつも、
将来を見据えきちんとレベルの高い大学に入ってしまいます。
高校時代からソフトウェア開発に携わり、
CADソフト「CANDY」のヒットにより数億円のロイヤリティーを稼ぎ、
仕事も導かれるようにステップアップしていく様子が素晴らしいです。
最近プログラミング教育が盛んで、
かつ必修化になるそうですがプログラマーやSEを目指す方だけでなく、
多くの方に是非読んでもらいたい本です!
肝心の仕事術もバランス感覚が素晴らしく、勉強になることが多いです。
しかし、この仕事術を実際に使える職種は限られるかな?と思いました。
プログラマーやクリエイティブな職種であって、
ある程度裁量があるお仕事の方は絶対役立ちますが、
秘書やアシスタント、
アドミのお仕事が多い方には応用が難しいかもと思いました。
それでも仕事のロケットスタート(最初から頑張ってほとんど完成させてしまう)や、
プロトタイプ(ひな形)の考え方は本当に素晴らしいので、
一読の価値はあります!
それより何より人生への向き合い方や進路の選択の仕方など、
仕事術以外でも勉強になることが多いオススメの本です。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
まとめ
いかがでしたか?
私が強く感じたのは、
子供が好きな事を、親は邪魔せずに応援し見守る事が大事なんだなぁとしみじみ思いました。😊
まさか、片づけ・魚・ゲームでここまで成功してしまうとは!
好きな事で輝けるってサイコーに幸せですよね。
良い大学を出て、良い会社に入ってと言う価値観が、
いかにつまらないかと考えてしまいました・・・。
もしこのお三方の親が、お受験ママだったらほんと悲劇ですよね。
子供にとっても親にとっても。
受験が悪いとは全く思いませんが、
このお三方には合わないしせっかくの素晴らしい個性を殺してしまいますよね。
黒柳徹子さんが「徹子の部屋」で一流の皆様何千人にも会って、
お話をお伺いしてますが、
90%の方は当初思い描いていた形とは違う分野・内容で一流になっている方が多いそうです。
そういう意味でこのお三方は更に珍しい例かもしれません。
*親がジャンルにとらわれない。勝手な思い込みで子供を否定しない。
*好きなことをすると人は幸せ。
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。😊