その疑問を解消します。
私は人材業界での約10年の経験があり幅広い業務に関わってきました。
経験上、基本的な労働法などの知識もあります。
- 辞める権利は法律で定められており、どんな会社でも自力でやめられる
- 退職代行を使うメリットは第三者が間に入ること
- 罪悪感や責任感を刺激されることなく、淡々と辞められ権利も守られやすくなる
- 真面目な良い人ほど使うメリットは大きい
詳しく説明していきます。
あなたは会社を辞める権利がある

下記のような会社はブラック企業と言って差し支えないです。
- 退職届を提出しても受け取らない認めないと言われた
- 「損害賠償請求する」と脅される
知識があれば対処出来ることですので、確認していきます。
辞める権利はそもそも法律で保証されている
タイトル通りです。
これを知らない人が意外と多く驚きました。
なので上司が退職届を受け取ろうが受け取るまいが辞められます。
何度も退職の意思を伝えても取り合ってもらえない認めてもらえない方は、
「退職願」ではなく「退職届」を出しましょう。
読んで字の通り「お願い」と「報告」です。
お願いだともちろん断られることもあります。
本来は退職願を出して、その後退職届を出します。
しかし、受け取ってもらえないなどの場合は退職届を出しましょう。
期間の定めのない雇用契約者=正社員などは、労働者は原則として「2週間前」に退職の意思を伝えることで、退職することが法律で認められています(民法627条1項)。
契約社員や派遣社員など期間の定めのある雇用契約の場合は、基本的に期間が終了するまで退職出来ないのですが「やむを得ない事由」があれば、契約期間中の退職も認められることがあります。
たとえば病気や怪我で働けなくなった場合、家族の介護などですね。
そして最初の契約から1年以上が経過すると、いつでも退職可能。(労働基準法137条)
人材派遣の担当もしていましたが、派遣社員の場合は退職代行を使う必要は全くありません。
派遣会社に退職の希望を伝え、契約期間を満了することをお勧めします。
やむを得ない事情であれば契約短縮も対応することもあります。
1ヶ月以上前に退職を申し出れば常識的で問題ない
会社によっては、就業規則で「1ヶ月前に退職を申し出る」など、2週間より長い期間が定められている場合が多いです。
しかし会社の人事担当は、
民法では「2週間で退職可能」であることを必ず知っています。
なのでやむを得ない事情であれば会社も認めざるを得ません。
1ヶ月以上前に会社に退職の意思を伝えておけば、あなたは常識的な人です。
辞めた社員に対し会社は損害賠償請求は出来ない
あなたが辞めたことで会社が損害を受けたから「訴える!」と言われてもそもそもそんなことは出来ません。
訴訟で会社側が勝つことも出来ませんし、そのような訴訟例もありません。
単なる脅しですので、気にせず退職して問題ありません。
離職票を出さない・源泉徴収票を出さないなどの嫌がらせを受けた場合はハローワークに相談しましょう。
労働者は保護されていますので、大丈夫です。
嫌がらせや脅しに屈する必要はありません。
ブラック企業と言わないまでも実際に私がやられたこと

- 「後任が見つかるまで待ってほしい」と言われ何ヶ月も待たされる
- 有休を消化させてもらえない
私は退職代行を利用せずに退職しました。
今まで4社退職していますが、きちんとした会社は上記のようなことはありません。
2社はスムーズに辞められました。
残り2社は罪悪感を刺激され有給消化がほとんど出来ず、退職時期を引き延ばされました。
一部上場企業です。
後任が見つかるまで待って欲しいと言われる
これはブラックと言わないまでも良くある話。
「後任が見つかるまでなんとか会社のために待ってくれないか?」と言われたとします。
しかし今はどこも深刻な人手不足。
募集を出したところですぐに見つかることはまずありません。
なので会社の都合に付き合う必要はありません。
「次の仕事の開始時期が決まっている」と適当な理由をつけてキッパリと断りましょう。
罪悪感を刺激され、有給休暇を消化させてもらえない
私はその2社ではほぼ有給を消化させてもらえませんでした。
「すごく忙しいから、なんとか後任が来るまで仕事はして欲しい。
後任が来て引き継ぎが終わったら、有給も必ず消化させる」などと上司に頼みこまれました。
しかしですね、後任が来ないんです・・・。
後任が来たのが最終日の一週間前。
ギリギリまで働き、結局有給を使えず、有給を残したまま退職。
次の職場へ行きました。
私は40歳くらいまで仕事においては超真面目で、良い人であろうと頑張ってました。
上司はあなたに同情しているフリをしつつ、
罪悪感と責任感を刺激します。
「なんとか人事が異動の調整しているけど、今どの部署も人手不足で時間がかかってる」
「人事にはもっと頑張ってもらわないと。有給消化出来なくなるから、早くしてくれって何度もお願いしてる」
などと責任転嫁できるところに転嫁します。
自分は良い人ポジションに収まりつつ、こちら側が「申し訳ないな」と思うような発言をしてきます。
それ以外にも、
「全部有給を消化するなんて、会社に迷惑がかかる・非常識だ!」などの意味不明な考えを振りかざし、罪悪感を刺激してくるなんてことも。
有給は会社があなたに追加でお金を払うことに近いので、直属の上司でそれを嫌がる例は少なくないです。
会社によってはあの手この手で有給を使わせてくれない
「労基署に相談します」と言えば、たいていの会社は使えます。
やってみて下さい。
退職代行を使うメリット・デメリット

最初、退職代行サービスを聞いた時、人材業界にいた自分としては、
「辞められる権利があるのにお金払うなんて!」と思っていました。
でも自分の経験も踏まえても退職代行のメリットはあるんです。
退職代行を使うメリット
それはずばり
- 退職の手続きに第三者を入れることで、自分の権利を最大化出来る
- 責任感・罪悪感を刺激されることがないため、精神的な負担の軽減
です。
怒鳴ったり、情に訴え罪悪感や責任感を刺激してくる上司と退職まで何度も顔を合わせ、やりとりをすると思うと相当ブルーになりませんか?
あなたが良い人であればあるほど、その状態に陥ります。
私も「退職できる権利」を知っているため毅然とした態度でのぞみました。
しかし会社の都合や情に訴えてくる上司にやられ、結局有給が使えませんでした。💧
「立つ鳥跡を濁さず」と言う言葉にとらわれ、自分は疲弊しました。
結果として退職期間を引き伸ばされ、さらに有給がほとんど使えなかった経験しています。
今思うとお人よしすぎると思いますが、真面目な自分は開き直れませんでした。
ブラック企業というほどでもなく一部上場企業です。
直属の上司の考えと引き継ぎの影響が大きいです。
上司はぶっちゃけあなただから嫌味を言い、情に訴えることが出来るわけなんです。
そこに第三者が入ってくればどうでしょう?
相手は必ずひるみます。
その第三者に対して、上司は怒ることも出来ませんし、情に訴えたり、罪悪感を刺激することも出来ません。
事務的に離職票や源泉徴収票を会社に発行してもらい、残りの有給休暇を消化出来ます。
私自身、有給を使わせてもらえなかった会社はどちらも10日以上有給を残し、嫌味を言われながらの出勤・退職です。
なので、
退職代行エージェントを使った場合でも有給消化がしやすくなる、またメンタルダメージの部分で十分元は取れると感じました。
これが退職代行サービスを使うメリット。
私も同じことを思いました。しかしですね。
と言うメリットはあるものの、
家族や知人などにお願いした場合、
なので家族や知人・友人を第三者として間に入れるのはリスクがあると感じました。
退職代行を使うデメリット
会社を辞めることにはなりますので、辞める会社との上司や同僚との人間関係は多少損なわれることになります。
でもそのために、また出社していろいろ言われて、疲弊してまで頑張りたいですか?
そもそも辞めた会社の人間と連絡取りたいですか?
優先順位をつけてみて下さい。
私は「良い人」でなければと言う価値観にめちゃくちゃとらわれていました。
相手に対して「良い人」であっても自分はしんどいです。
ちゃんと引き継ぎをしても有給はもらえず、ネチネチ嫌味を言われました。
少しでも迷惑をかけないために出来ること
真面目なあなたは、会社に少しでも迷惑をかけたくないはず。
会社にバレないように出来ることを事前に少しずつ準備しておくのも手です。
引継ぎ書類を準備しておく
あなたしか知らないパソコンや会社携帯のパスワード、顧客情報など出来る限り引き継ぎ書の準備をしておきましょう。
これがきちんと出来ていれば会社に対して責任と義務を果たしたことになると思って間違いありません。
私物を事前に持ち帰る
もし文房具や座布団など私物を会社に置いてある場合は少しずつ持ち帰っておきましょう。
量が多い場合は退職後に会社に頼んで送ってもらうことも後から出来ますので出来る範囲で大丈夫です。
まとめ:辞める権利・自分の利益を最大化しよう

説明してきたようにあなたに退職する権利はあります。
そして有給消化の権利もあります。
私が有給を使わせてもらえなかった企業は一部上場企業。
会社全体と言うより直属の上司の意思による影響が大きかったので、私のようなトラブルは誰にでも起こり得ます。
人事に相談したり、労基署に駆け込めば権利を行使出来たのに、
罪悪感や責任感を刺激されて私には出来ませんでした・・・。
退職手続きには、毅然とした態度でのぞみましょう。
そしてそれが難しいと思ったら退職代行を使ってみるのもありです。
間違った法律知識で辞められないと思い込んだり、
罪悪感や責任感を刺激されて退職できないと悩んでいる人に役立てたら嬉しいです。
その会社は残業が多すぎる時期があり、
他拠点では
- 残業過多で倒れ、そのまま救急車で運ばれ戻って来ずに辞めた人
- 突然、無断でこなくなってそのままフェイドアウトして辞めた人
などもいました。それでも会社はまわっています。
そう言うものです。
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あなたが、私のように退職で嫌な思いをせず有給も使えないなんてことがないように、
気持ちよく退職できることを心から祈っています。
おわりです。