映画「えんとつ町のプペル」を観てきた感想です。
ネタバレあり&良いところもありますが悪いところも多いので、
映画「えんとつ町のプペル」が好きな人&これから映画を観に行く人は読まないでね
当方40代の子持ち主婦。小2の次男と観てきました。
西野さんの本を購入したことがあり、果敢に挑戦する姿勢は応援したい気持ち。
- 渋谷のハロウィンでゴミ拾い
- 着物会社が破綻して参加できなかった人のために成人式を開いてあげる
- オンラインサロンが大人気
などの活躍ぶりについては存じ上げており、
行動力&心意気には拍手を送りたいと素直に思ってます。
- 芦田愛菜ちゃんを始め声優さんは良かった
- 絵はキレイだった
- 良いところもたくさんあったが評判のせいで期待しすぎてしまった
- なんで?が多く作品に没頭出来なかった
- 星をつけるなら2.5(星5つ中)
- 映画の本当の評価を知りたい人はYahoo映画に行き、役に立った順からコメントを読もう
詳しく説明していきます。
映画「えんとつ町のプペル」の良いところ
映画「えんとつ町のプペル」での良いところについてです。
個人的にはhydeさんのファンで、挿入歌を歌ってくれたことに感動。
映画「えんとつ町のプペル」の西野さんのスピーチ
西野さんが「こんな地球を子ども達に渡せない」と映画上映の挨拶の後、スピーチでおっしゃいました。
子どもがいる身としては、
「なんて志が高くて素晴らしいんだろう!」と素直に感動し、
同時に「どんな映画なのか?」気になりました。
映画「えんとつ町のプペル」の口コミの良さ
また「えんとつ町のプペル」を観た人の口コミがTwitter上にはあふれてます。
特に興味をそそられたのが以下の内容
- 今まで見たアニメ映画の中で最高の映画!
- 鬼滅の刃より感動した
- 自然とスタンディングオベーションがわき起こる映画
- 涙腺崩壊!ティッシュボックスを持っていくべき
- 西野さんのアンチだったけど映画はサイコーだった
西野さんのスピーチとこれらのTwitter上での絶賛コメントを読み、
どんだけ素晴らしいんだろうと期待に胸をふくらませ映画館へ。
アドバイスを真に受け、ティッシュも多めに持っていきました。
声優陣も素晴らしかった
中には本職の声優じゃないから・・・という方もいらっしゃいますが、
プペルは窪田正孝さん、ルビッチは芦田愛菜さん私的にはどちらも素晴らしく、全く違和感を感じませんでした。
他の声優担当の方も同様でした。
この役、藤森慎吾さんが合いそうと思ったらまんま本人で後から驚きました。w
私は俳優さんが声優をしても全然気にならないタイプからかもしれません。
木村拓哉さんのファンではないのですが「ハウルの動く城」のハウル役でも声カッコいいんなと感心しましたし。
そういう意味では評価は厳しいわけではないです。
絵もキレイだった
私はアニメ会社にそれほど詳しくありません。
どの会社が作ったのかも知らずに映画を観に行きました。
背景などは丁寧に書き込まれていてキレイだったと思います。
息子も同じことを言っていました。
キャラクターは個人的にちょっと苦手でした。
特にレター15世の眉毛とか顔とか・・・。この辺はあくまで好みの問題で。
信じ抜くこと、行動することの尊さを感じられる
西野さんご自身に重ねられると思うのですが、
「どうせムリだよ」「あきらめろ」とか相当言われてそう。
でもそれをものともせず結果を残してきた。
映画のストーリーも失敗を恐れずに上を向いて突き進むことの尊さに心洗われます。
信じぬくんだ。たとえ1人になっても
映画「えんとつ町のプペル」からの引用
お金の価値が減っていく制度について説明がある
ネタバレになりますが、
お話の中でお金の価値が減っていく制度についての説明があり、
これは「えんとつ町のプペル」の町の成り立ちにも関連しています。
この制度は、私も知ってました。
お金の価値が減っていく制度は地球環境を解決する鍵を握っていると個人的にも感じます。
映画「えんとつ町のプペル」のうーん💧なところ

ここからはネタバレしまくり&観ないと分からない内容となってます。
疑問が次々わいてきて物語に入り込めなかった
具体的には以下の通り。
- プペルと子どもたちが音楽に合わせキレキレのハロウィンダンスを踊った後に、プペルがゴミ人間だと気づかれ仲間外れにされる→一緒に踊ってたのになんで?上手だし、事前に練習してるよね?
- 異端審問官は何をもって異端と定義するの?異端の基準ってなに?
- えんとつ掃除する時、命綱つけないの?危なくない?
- 星をみるためにルビッチはえんとつ掃除の仕事に就いたのに、お父さんは仕立て屋のままなの?
- ルビッチは直前までプペルに向かって、クサイ&化けもの扱いしてたのになんで突然、友達になろうと思ったの?
- ルビッチがドラキュラみたいな格好してるのなんで?
- ルビッチの手足が細すぎて折れそう・バランスが気になる・・・。
- ブルーノ(ルビッチのパパ)がめっちゃマッチョなのに結構ケンカ弱いのなんで?
- ブルーノ(ルビッチのパパ)が星があると信じる根拠それだけなの?説得力なくね?
- 星が見えないってことは月と太陽も見えないってこと?
- 太陽が見えないと食べ物どうしてるんだろ?植物も育たないし、家畜の飼料も育たないし
- 星がない前提なのに「星読み」の人がいるのなんで?見えないのにどうやって読むの?
- 星を見えなくするために煙を出しまくりって、すごいコスト掛かるし、煙出しまくってたら大気汚染深刻なんじゃ?国民みんな病気になりそうじゃない?
- 他の世界がないと思わせるためだけなら、星見えても良くない?
- 台風とか、大雨の時とか煙の合間から星見えそうじゃね?
- 町?国?として成り立つ要素がないんだけど(国交断絶、大気汚染、太陽も星も見えない、自給自足出来ない)どういうこと?
- 重い鉄の船が気球の動力だけで持ち上がらないんじゃ?
- 気球で持ち上げるつもりなら最初にヒモは外しておかないの?
- 一般人がいきなり戦い出すのなんで?
- 異端審問官セリフの間待つよね。しかもけっこう弱くない?
特に赤字が気になりました。
気がついたら、まさかのエンディング。
私は疑問がわきすぎて、
ついそちらに気を取られてしまい、映画に入り込むことが全く出来ませんでした。
頭の中はずっとテツandトモ状態でした・・・。
細かい設定の揚げ足取って、文句ばっかり言ってるタイプだと自分では思わないのですが💧
セリフ・説明が長い
登場人物が良いことを言っていると思うのですが、
基本セリフが長めです。
アニメなのに橋田壽賀子ドラマのよう。
時々説教されてる気分になりました。
言葉以外で説明した方が映画としての深みと面白味も増しそうです。
また脚本は分かりやすく、全て予想通りに話が進んでいきます。
ここで泣くところかな?というのがチョイチョイありましたが、
「さあ泣け!」って感じで、泣けませんでした。💧
個人的には映画に行かず西野さんの本を買った方が良かったかなと思います。
「えんとつ町のプペル」の評判との高低差有りすぎ
えんとつ町のプペルで多い感想が以下の通り
- 鬼滅の刃より感動した
- アニメ映画で史上最高
- 涙腺崩壊
- スタンディングオベーションが自然にわき起こる映画
「鬼滅の刃」は家族で観てきました。
「鬼滅の刃」のアニメ・映画のクオリティには本当に驚かされます。
背景もキャラも声優も歌も曲も歌詞も100点満点ではないでしょうか?
いや200点あげたい。
キャラは魅力的で声優もピッタリ。
背景などの絵もキレイ。
歌詞も映画にピッタリで、曲も素晴らしく本当文句のつけようがないです。(←語彙力)
アニメ大好きと言うほどではないのですが、
ジブリの人気映画はそれなりに観ています。
特に好きなのは「ナウシカ」「ラピュタ」「千と千尋の神隠し」「カリオストロの城」の4つ。
紅の豚・魔女の宅急便・トトロも好き。
何度観ても面白いし、絵もキャラも魅力的。
ストーリーも感動的。(←語彙力)
正直なところ、それらのアニメ映画と比較して史上最高というのは個人的に?でした・・・。
全然レベルが違います。
私は泣きませんでしたし、泣いている人もあまりいませんでした。
スタンディングオベーションもわき起こりませんでした。
まとめ:口コミの信頼性はかなり低い

私の感性が鈍い&性格がひん曲がっているがゆえに、泣けなかったのかもしれません。
観に行って、ガッカリ・モヤモヤしました。
口コミに騙されたと思いました。w
鬼滅や私の好きなジブリ映画が全部星5つだとしたら、
私は敬意を評して星2.5!
この星は4℃の皆さん、声優さん西野さんを支えたクリエイターの方に対して。
星2〜3が妥当ではないかと感じます。
私がアニメーターだったらキレます。w
脚本だけ素人です。
ネタを詰め込みすぎてとっ散らかってる印象でした。
話に全く入り込めません。
プロの意見を入れればもうちょっと体裁が整ったと思います。
多分横展開を考えているからネタを詰め込みたかったのでしょう。
それはシンプルに映画を観に来た人を冒涜しています。
Yahoo!映画>タイトル選択>ユーザーレビュー>お役立ち度順
で検索してみて下さい。
一番役立ったコメントは、
オンラインサロンメンバーで星1つをつけている方でした。
ちゃんと書いている感じが伝わってきます。
上位のコメントに激しく同意。
史上最高&くり返し観ていると言う人は信者が設定を変えて何度も書き込んでるのでは?と感じました。
「ファンじゃないけど感動したし、泣きました」とか。
昔あった「新春スターかくし芸大会」を思い出しました。分かる人だけ分かれば。
素人芸を見せられて頑張ったから点数上げてみたいな。
努力したのは分かる。
それは否定しない。
でも相手はプロなんですよ。
宮崎駿さんもディズニーも鬼滅の作者も真のクリエイターの皆さんは宣伝に前面に出てきません。
意図的なヤラセの口コミもありません。
西野さんのクリエイティブ作品の口コミには注意したいと思いました。
肯定的でない意見を言う=夢を追う人を否定する
という構図ではないはず。
- 泣かなかったし、疑問点もたくさん残った
- 絶賛コメントに乗せられて観に行った自分にモヤモヤ
- 口コミには注意!5はかなり怪しい・口コミにソートを掛けよう
- 芸人として東野さんにいじられる西野さんが好き
どちらかを良しとし、一方を悪とするその二極化が問題なのではないでしょうか?
多様性を認める世の中で合って欲しい。
個人的には東野さんにイジられる芸人の西野さん好きです。
というか東野さんが好き。←オイ
おしまい。
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