そんな疑問にお答えします。
家事代行会社で就業経験のある私が
家事代行サービスを気持ちよく利用いただくために
「お客様・利用者」がやらない方が良い「4つのこと」をお伝え。

- やり方や順番まで細かく希望を出すのはNG
- お掃除道具や洗剤の使用を制限・指定するのはNG
- スタッフに対して偉そうな態度を取るのはNG
- 仕事の量をどんどん増やしていくのはNG
当たり前のことなのですが、
お仕事をする側も気持ちよく働けるので、
長くお仕事を続けてもらえ依頼する側にとってもメリット。
詳しい理由を説明していきます。
家事代行のトラブルを防ぐためにやらない方が良い4つのこと

家事代行スタッフさんに気持ちよくお仕事をしていただくためのコツをお伝えします。
家事代行のお掃除のやり方を細かく指定する
お掃除の際に
- やって欲しい作業(例:キッチン・お風呂・トイレ・洗面台掃除)
- やって欲しくないこと(例:寝室に入らない、指定の窓を開けない)
を伝えたら
ある程度スタッフさんにお任せするのがオススメ。
中にはお掃除箇所や順番・道具に至るまで
細かく希望を伝えてくるお客様がいらっしゃいます。
あまりに細かすぎると「それって本当に必要かな?」と思うことも。
私はお掃除をするスタッフではないのですが
ちょっとげんなりしました。
スタッフさんは、
ある程度任された方が取り掛かりやすく、
モチベーションもアップするので、
細かいところはお任せしましょう。
- 作業箇所を確認する際、細かすぎる要求は控える
- ある程度任せた方が信頼されている感じが出て、モチベーションもアップ
他のお仕事でも同じですよね?
家事代行で使う道具や洗剤を細かく指定する
これも「家事代行あるある」なのですがお客様によって、
「お掃除道具」を細かく指定する方がたま〜にいます。
雑巾は「ファイバークロス」の方が扱いがラク。
あっちこっちふきん だと二度拭きもいらず
汚れ落ちが良いので愛用しているスタッフさんも多いです。
なのに、昔ながらの「タオルで作った雑巾」を大量に準備し
必ず使うようにと言うお客様もいます。
せっかく作ったからとこだわる気持ちはわかるのですが
それにより作業効率が下がるなんてことも。
もちろんお客様のご希望には従います。
しかし作業効率が下がっても誰も得しません。
中には洗剤を全て、
「ナチュラル素材」にこだわるお客様もいます。
ナチュラル洗剤も全く問題がないのですが
中にはすでに汚れが溜まってしまっていて「汚れ落ちが悪い」ことも。
お風呂にカビなどが生えている場合、カビ取り剤がないとお手上げ。😱
ちなみにナチュラル系のカビ取り剤もあるので、それでももちろんOK。
具体的には
食器を洗う際に固形石鹸にこだわり、白く跡が残ったり、匂いがついてクレームになった例がありました。
作業効率を考えると普段使い慣れたお掃除道具や、
一般的な洗剤でやった方がお互いの満足度が高いのが現状。
- 洗剤は市販のものを準備・道具もスタッフの希望があればそれを優先
- 分からない時は家事代行会社やスタッフと相談してもらうのも
汚れが汚れがたまっている場合は、
最初にハウスクリーニングを入れるのもおすすめ。
家事代行のお礼で「手作りのもの」をあげる
お礼を渡すことは基本、家事代行会社から禁止されています。
なのでお礼を渡す必要は基本ありません。
それでもやはり中には
どうしてもお礼を渡したくなるお客様もいらっしゃるようです。
そしてスタッフさんも決まりなので、
お礼は受け取らないようにやんわりお断りするのですが、
中には「好意を受け取れないの?💢」と怒り出すお客様もいらっしゃいます。
「家事代行あるある」です。
そういう場合は、ありがたく受け取って会社に報告することが一般的。
機会があれば家事代行会社からもお客様にお礼を伝え、
そのままスタッフさんが受け取るのが基本。
中でも特に困るのが手作りのものです。
手作りの「おそうざい」や「お菓子」、他には「手芸作品」などですね。
スタッフさんのお口や趣味に合うと限りませんし、
「おそうざい」の場合タッパーを返すのも面倒ですし、
何かと気を使いますし。
と言うわけで基本お礼は不要&手作りのものはあげるのはやめましょう。
喜びや感謝は言葉でスタッフさんも喜んでくれますし、
相手の好みを分かった上であれば、
あげたいものをあげるのもアリかもしれません。
私も時々お客様からお土産を頂いたり
お茶をいれて頂いたりしてました。
- お礼は基本お礼の気持ちは言葉で表せばOK
- 「手作りのもの」は気を遣う&本当に迷惑なこともあるのであげない
お客様に喜んでいただけるのが、スタッフにとってはうれしいもの。
スタッフに対して偉そうな態度で接する・上から目線
中には「家事代行サービスを使ってやってるんだぞ!」と
上から目線と態度で来るお客様もいらっしゃいます。
お金を頂いてこちらもサービスを提供しているので
細かい事を言うつもりはないのですが
スタッフさんは
「プロとしてサービスを提供したい」
「お客様に喜んでほしい」
とホスピタリティ溢れる方が多いのですが
「シモベ」や「使用人」のような扱いをするお客様だと
第三者的にうーん💧と感じました。
逆の立場だったら、気持ち良くはないですよね・・・。
あいさつをされたら返すとか、普通の対応で問題ありません。
お互い気持ちよく対応できれば良いですね。
偉そうな&上からの態度を出されると働く側はビミョー
ぶっちゃけ裕福なお客様ほど、スタッフさんに対しての対応も丁寧で洗練されている印象。
家事代行サービスの要求値を雪だるま式にあげていく
回数を経るごとにお掃除箇所が雪だるま式に増えていくお客さんがたまーにいらっしゃいます。
スタッフさんは家事に慣れていてとても上手ですし、
スピードも早い方が多いのですが、
「明らかにその作業量は無理でしょ!」
という作業量をお願いしてくる場合があります。
そうなるとスタッフさんはプレッシャーを感じ、
残念ながらそのお宅ではお仕事が続かなくなることがほとんど。
せっかくお仕事に慣れた方が、
辞めてしまうのはお互いにとって不利益ですよね。
作業量は時間によりだいたい決まっており
家事代行会社に聞くと教えてくれます。
目安の時間はありますが、
「モノの量」や「汚れ具合」により所要時間も変わるのでご注意下さい。
いつもと違う箇所を追加でお願いしたい場合は、
当然ですがいつもの他を削るようにしましょう。
もしくは「出来たらここも追加で」と伝えましょう。
お掃除箇所の優先順位をつけるのも良い考えです。
目安として、自分で出来る作業量か?
シュミレーションしてみるのもオススメ。
家事代行スタッフさんは魔法使いではありません。
モノが多いお宅は、
モノを減らすとお掃除もお料理もしやすくなるので、
「お片づけ」相談をしてみるのも良いと思います。
お金を払ってるから元を取りたいという気持ちも分かります。
しかし、その要求が前面に出てくるのはビミョーです。
ちなみに本当にぶっちゃけて言ってしまうと、
「家事代行あるある」で、
サービスの利用頻度が低く、
月額の利用料金が少ない&普段家事をしないお客様ほど、
期待値・要求値が高く、クレームが多かった印象です。
働くスタッフに考慮せず要求・作業箇所をどんどん増やすのはNG
家事代行業界で経験して感じたのは「金持ちケンカせず」ってホントだなと。
まとめ:お互い気持ちよくサービスを利用しよう

当たり前のことが多かったかもしれませんが、
スタッフのモチベーション・作業効率のアップにつながります。
「働くスタッフさん」も「利用者側のあなた様」にも気持ちよくサービスを利用して頂ければと願ってやみません。
- 家事代行でやり方や順番まで細かく希望を出すのはNG
- 家事代行でお掃除道具や洗剤の使用を制限・指定するのはNG
- 家事代行でスタッフに対して偉そうな態度を取るのはNG
- 家事代行で仕事の量を雪だるま式に増やしていくのはNG
この記事が少しでもお役に立てたらとても嬉しいです。
おしまいです。

おまけ:オススメする家事代行会社
あくまで一部となりますがご参考までにどうぞ。
ちなみに人気の【タスカジ】は人気のあるスタッフさんほど
常にスケジュールがうまっているため自分で探すのが手間と感じました。
安い分自分で探す感じですね。コスパ重視であればタスカジで十分。
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Casy カジー
【CaSy】は業界でもシステムがダントツに素晴らしくスマホやPCからの手続きがラク。
他社と比較して安いのはシステムのおかげ。
私がいた家事代行会社は常にお客様とスタッフの間に入って、
電話とメールで連絡をしていたので、伝書鳩のようでとっても大変でした。
それが価格にも反映されてました(笑)
特に実際に働くスタッフさんとのやりとりがチャットで行うことが出来、
スムーズなので利用しやすい。
システムが優れているため変更やスポットでの依頼も容易に出来ます。
良いスタッフさんにめぐり合えることをお祈りしています。