転職エージェントって利用した方がいいの?
そんな疑問にお答えします。
私は人材業界で約10年働いた経験があり経験業務も多岐に渡ります。
前の職場の同僚が「そんなやり方で転職したの!?」
「あなたの年齢とスキルなら、もっと良い会社に行けたのに!」と
転職活動のやり方で大きく良い会社に出会う機会を失うなんてことも。
- 転職エージェントに登録するメリット5つを説明
- エージェントを利用する会社は採用にお金をかける優良企業が多い
- エージェントは転職活動を全面的にサポートしてくれる
- 間に入って調整してくれるのでラク
- 市場動向を分かっているプロからアドバイスがもらえる
- 書類と写真を使い回せる&どれだけ利用してもタダ
詳しく説明していきます。
Contents
転職でエージェント・人材紹介会社に登録するべき理由
フルタイムでのお仕事を探す場合、
最初から転職サイトで自分で仕事を探したり、職安の仕事へ直接応募するのはあまりオススメ出来ません。
あくまで最終手段だと思って下さい。
エージェントを利用する会社は優良企業が多い
まずはカンタンに転職エージェントがどうやって成り立っているか仕組みを説明。
- 採用したい会社が人材紹介会社・エージェントに依頼
- 登録・転職希望者を採用したい会社に紹介
- 成約すると紹介料として、年収の3割程度をエージェントに払う
つまり年収が400万円で、紹介料が30%だった場合
(エージェントにより料率は変わりますがここでは30%で計算)
採用したい会社はエージェントに紹介料として120万円も払うんです。
600万円だと180万円。
つまり、
それだけお金をかけても、良い人材を雇いたい会社が転職エージェントへ依頼を出します。
職安や一般の広告媒体に求を出したとしても応募者の人数は限られていますが、大手のエージェントだとたくさんの転職希望の登録者者を抱えています。
ですので応募者の数・レベルが全く異なります。
優秀な人材を採用出来れば、長期的にみて会社にとってはとってもプラス。
つまり人材紹介会社を使う会社は、
- 採用活動にかけるお金が有る
- 長期的に活躍してもらう優秀な人材を採用したい
といった特徴があります。
そういう会社は別の採用手段を使います。
転職エージェントを利用しない会社はどんな会社?
上記とは逆の採用にお金をかけない会社。
もちろん、どんな会社もお金は掛けたくないのですが優良企業ほど人材に投資する傾向があります。
どうして採用にお金をかけないのでしょうか?
主な理由は下記の3つ。
- 募集するとすぐ決まるから
- お金がもったいないから
- すぐ辞めるから
「募集するとすぐ決まる」会社は優良企業で、
知人のツテや小さな求人広告でもあっという間に決まってしまいます。
求人さえ表に出ない会社も実際あります。
狭き門の隠れ優良企業。
ビミョーなのが「お金がもったいない」と「すぐ辞めるから」
この二つの理由で人材紹介会社を利用しない会社は結構多いんです。
ちなみに転職エージェントには必ず返金規定があり、
人材紹介会社の紹介で採用が決定した後にその人がすぐに退職してしまった場合
「紹介料の○%を返金」という取り決めがあります。
と思われるかもしれません。
しかし転職エージェントの担当も人間です。
「売上を上げたい」「ノルマを達成したい」「求職者に喜んでもらいたい」
という気持ちが当然あり、
すぐ辞めると分かっている劣悪な環境の会社には積極的に紹介しません。
そもそもそういう会社は人材・採用にお金をかけません。
そのため転職エージェントを利用しない傾向があるのです。
ではそのような会社はどんな求人媒体を利用するのでしょうか?
費用が安くて、人が来る媒体です。
なんと言っても無料なのは「職安(職業安定所)」
もちろん優良企業も職安に求人を出していますが、
私が人材業界で働いていた時、
職安から紹介されたお仕事でトラブルになっている例をたくさんみました。
「社会保険に入れない」「サービス残業がある」「社長がワンマン」など。
と私も思いましたが、そこがゆるく、ルールを守らない会社に対しても、
注意して終わりで求人を止められる事は基本ありません。
民間企業ほどは厳しく審査してない印象。
なので個人的には、
最初から職安の求人だけで求職活動をすることはおすすめしません。
転職活動を全面的にサポートして貰える
自分で転職活動をするのはけっこう大変。
求人サイトに自分の経歴を登録し、希望する案件に応募し、連絡がきて、書類を提出し、面接日を調整して、決まったら年収や条件を確認してなど
やることがたくさんあります。
仕事を続けながら探すのは正直しんどいですよね?
転職エージェントを使うことでこれらの手間がかなり省けます。
知り合いが転職した際「ボーナス支給」とだけ条件記載があり、聞きづらくそのまま入社。
入社後支給されたボーナスはお小遣い程度でした。
直応募だと聞きづらい条件面や待遇面の交渉もしっかり出来ます。
- 転職活動を全面的にサポートしてもらえる
- 聞きづらい待遇面も間に入って代わりに聞いてくれる
転職市場を分かったプロにアドバイスして貰える
登録に行くと、担当のキャリアアドバイザーやカウンセラーと面接をします。
自分の経歴を説明し、希望を細かく伝えていきます。
つまりその人たちはたくさんの応募者と常に面接し、仕事を紹介するお仕事。
職務経歴書や履歴書、クライアントからの求人票などもかなりの数を見ています。
登録者(求職者)の仕事を決定し、クライアントに人を送り込むことで自分の売上が立つので必死です。
なので自然と
- この人ならこれ位の年収で決まりそう
- 候補者のアピールポイント
- 応募書類の改善ポイント
数をこなすうちに分かるようになります。
つまり転職市場の情報を持っているプロがあなたの転職活動に協力してくれるんです。
利用しない手はないですよね?
面接の際、他でも使いまわせるように履歴書・職務経歴書のアドバイスしてもらうのもおすすめ。
最初の応募段階での通過割合が全然違ってきます。
私の知人がとある中堅でわりと大手の転職エージェントで働いてましたが、
彼女いわく
面接に持ち込むためにもめちゃくちゃ直すよ。
と言ってました。実話です。
履歴書と職務経歴書はあなたの広告・看板のようなもの。
魅力的に見せることが大事。
見せ方でだいぶ変わります。
- 書類の見せ方で面接への進み具合が大分変わる
- エージェントの人がアドバイスしてくれるので通りやすくなる
ぶっちゃけると中堅の転職エージェントは応募者・登録者が豊富ではないので、常に求職者に来て欲しい状態。
登録来た人を最大限に生かし採用を勝ち取らなければなりません。
履歴書・職務経歴書を使い回せる
このメリットもけっこう大きいですよね?
直接応募の求人サイトを使うと、書類選考された時点で履歴書と職務経歴書を都度送るように言われることが多いんです。
その選考の途中で断ったり、断られることも。
そして書類を返してくれる会社はほとんどありません。
職務経歴書は印刷だから良いのですが、履歴書の写真代がバカにならなんです。
転職エージェントでは、基本最初に提出したものを使い回すので、何度も提出する手間も省けます。
志望動機もいちいち書かなくて良いのも何気にラク。
- 転職エージェントを利用すると応募書類を使いまわせる
- 書類準備の手間も追加の写真代もかからない
サービスを利用しても全部タダ
どんなに人材紹介会社・転職エージェントを利用しても求職者は全部タダ。
なぜなら仕事が決まったら転職先からたっぷりお金が貰えるから。
なので、ぜひ利用しましょう!
デメリットは何もありません。
実際、エージェントを通じて決めた仕事がイマイチだったという場合があっても、
それはエージェント利用のデメリットではありません。
注意すべき点はエージェントの人はあなたが転職を決めると、
売り上げがガッポリ入ってきます。
そのため中には転職推奨するような営業トークがとっても上手なキャリアカウンセラーも。
その口車に乗せられて、転職を決めてしまう事がないよう注意しましょう。
酒と同じで「酒は飲んでも飲まれるな」ならぬ「転職エージェントを利用しても利用されるな」です。
- 最後に決めるのは仕事を決めるのは自分
- 利用しても利用されなければデメリットは何もない
転職エージェント利用するメリットまとめ

- エージェントを利用する会社は優良企業が多い
- 転職活動を全面的にサポートしてくれる
- 間に入って調整してくれるのでラク
- 市場を分かっているプロからのアドバイスがもらえる
- 書類と写真を使い回せる
- どれだけ利用してもタダ
なので転職活動を始めるには人材紹介会社に登録に行きましょう。
オススメは業界最大手のリクルートエージェント。
持っている仕事の案件数がダントツで取りこぼしがありません。
もちろん登録・キャリア相談も無料。
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あなたの転職活動が上手くいくことを心からお祈りしています。
おしまいです。
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