誰でも1度は日本一高い山の「富士山」には一度は登ってみたいですよね。
その富士山登山を快適なものにするために、
学生時代に富士山の八合目で住み込みのアルバイトをしていた私が、
オススメの時期や様子について書きます。
富士山登山で1番人気の「吉田ルート」に関する記事です
富士登山での1番人気が吉田ルート
富士登山で1番人気が吉田ルートです!
理由としては都心からのアクセスが良いからだと思われます。
「河口湖駅」「富士山駅」「新宿駅」から5合目まで直通バスが出ています。
夏の登山シーズンは毎年マイカー規制がかかるので、
登山バスやシャトルバスを利用することになります。
登山道でご来光が見られるのも人気ポイントです!
日本人登山者はご来光を見たい方がとっても多い印象です。
個人差がありますが吉田ルートの登りは、
大体6〜8時間、下りは3〜4時間程度が所要時間です。
吉田ルートの登山道は山小屋が多いので休憩が出来ますし、
トイレも多いので安心です。
吉田ルートは山小屋やトイレが多いのが安心ポイント
下りは基本ほとんど山小屋がないのですが登りに比べ、
あっという間なのでそれほど問題はないと思います。
5合目はお店も多くいつも大変賑わってます。
観光で5合目までにだけ来る方も結構いらっしゃいますよ。
下山してから川口湖などの温泉に寄ったりするのも良いですよね。
人気ゆえにハイシーズンだと登山道が渋滞で前に進まなかったり、
山小屋の宿泊はすし詰め状態だったりすることがあります。
ただ時期を選べば大丈夫です。
アクセス上、吉田ルートのみで他は登ったことがないんです。
しかもちゃんと富士山登山をしたのは1回だけなのに、
八合目にシーズン中ずっと住んでいたという珍しい経験です。💧
富士登山で1番混む時期は?
では富士登山で1番混む時期はいつなのでしょうか?
それはズバリ「お盆の週」です。
お盆の週の土日や祝日がピークだと思って間違いないです。
その様子をお伝えしていきます。😊
富士登山・ハイシーズンの登山道の様子
お盆の週は激混みです。
登山道は渋滞のため自分のペースで登れません。💧
富士山は人気があるので、
普段から全く登山をしない人や準備をしてない人もたくさん登ってきます。
男子学生のバイトさんやガイドさんが、
「しょいこ」を持って荷物を持ってくれたり何かとサポートしてるので、
思ったより脱落する人は少ないんです。
※天候によります。
アルプスの少女ハイジのオンジがよくしょっていて、薪とか載せてたアレです。
ペーターがクララをのせる時にも使ってました。
これです。↓
TAKAMIYA(タカミヤ) アルミキャリア TG-4042
それも渋滞の理由の一つかもしれません。
山頂でご来光を見たい日本人登山者だととっても多いので、
「山小屋に泊まって早めに出発し山頂でご来光」と計画を立てる人が多いものの、
登山道が渋滞で前に進まず、
登山道でご来光を見る人がこの時期はなんと多いことか!
(チコちゃんに叱られるのアナウンスのマネ)
自分のペースで登れないのも大きいですよね。
お盆に富士山に登る場合、ご来光を山頂で見るのは極めて難しい
天候によってちゃんと見れない日もあるので、
「お盆+山頂+ご来光が見られた人」は本当にラッキーだと思います!
綺麗な日は雲海からご来光が出て、幻想的な雰囲気の時などもあり
日によってご来光が違うのが良いんです。(富士山在住者談)
と言いつつ交代制のアルバイトなので2日に1回はみるチャンスがあるのですが、
だんだんありがたみがなくなって来て、
バイト滞在の最後の方は見てませんでした。(笑)
富士登山・ハイシーズンの山小屋の様子
ハイシーズンでも基本山小屋に着くとお茶を出され、その後寝床を案内されます。
富士山の山小屋では、すし詰めが基本で
基本自分が寝るスペースは小さめのマクラ1個分だと思って下さい。
トイレに起きて戻ったら寝る場所がなくなることもあるかもしれません。
(隣の人が寝てる状態で自分の場所を占拠💧)
基本、雑魚寝&大部屋なので男性だったら十分あり得ますが、
知らない男性の隣に知らない女性が寝るということはないように、
山小屋側が配慮してくれます!
山小屋で女性が知らないオジサンの隣で寝させられることはまずない
そこに荷物を置いて夕食を取ります。
夕食は基本カレーライスとお茶1杯です。
ハイシーズンだと、
どんどんお客さんが山小屋に到着するため長いこと食堂にいることは出来ません。
寝床に行って体を休めるか、山小屋の周りをお散歩したりする人もいます。
翌日の事を考えるとトイレに行ってハミガキをし(水は自前)早めに寝るのがベストです!
寝られなくても横になるだけでも違いますよ。
個室が良い方は、七合目辺りに個室や半個室の割とキレイな山小屋もあります。
個室といってもカプセルホテル的な感じです!
高度を下げるほど快適になると思って間違いありません。
資材運搬がより容易ということもあるかもしれません。
しかし朝起きてからの道のりが長いのでそれを考えると、
自分だったら混んでない時期に高度の高い山小屋に泊まります。
高度を下げると吉田ルートの山小屋は快適になる
チェックアウト後の山小屋での休憩も可
これは裏ワザですが、
ご来光の後はほとんどのお客さんがチェックアウトするので、
ハイシーズンの山小屋で全然寝られなかった場合は休憩が可能です!
なのでもし前日は全然寝られなくて「疲労困憊」「体調が悪い」と言う方は、
チェックアウト後の時間帯(ご来光後)であれば、
お客さんがあまりいないのでゆっくり休憩(睡眠)を取ることが可能です。
宿泊施設のある山小屋であれば聞いてみて下さいね!
ご来光後〜15:00位までは山小屋も空いているので休憩可
周りの人がほとんどいないのでゆっくり&グッスリ寝られます!
富士登山でオススメの時期や曜日はいつ?
お盆後は本当に登山者の数がガックリ減ります。
もちろんそれなりに登山者はいますが、混んでるから困るということはないです。
私もアルバイトの数年後に、友達と一緒に登ったのですが、
狙った時期は案の定、適度に空いていてとても快適でした!
もちろんそれ以外でも空いている時期はあります。
基本土日祝日は混みます。旅館やホテルと同じ原理です。
なので狙い目順位ですが、
- お盆後の平日
- お盆後の土日祝祭日
- お盆前の平日
- お盆の週の平日
- お盆とお盆前後の土日祝祭日
※②と③は日によります。
山開きの直後は結構空いてます。6月下旬から空いてる年もあるらしいです。
お盆前は、お盆に近づくにつれて人は増えていきますので参考にして下さいね。
ズバリおすすめはお盆の後の平日
ローシーズンの山小屋の様子
ローシーズンは快適です!😊
様子をお知らせすると、
大体の人はお昼前から登り、午後15:00時くらいに山小屋に到着。
その後少し休憩してから、体力が残っている人は山頂に行く人もいます。
(荷物を置いていくのでそれほど大変ではないです。)
その後、ゆったり夕食。カレーには変わりませんが。(笑)
食堂も追い立てられる事がないので、ゆっくり出来ます。
山小屋ではビールも売ってます。
売っているおでんやカップラーメンなどをつまみにするのもありです。
高額ですが、
気圧のおかげでアルコールのまわりも早いのでコスパは悪くありません。(笑)
そこで富士山へのアツい思いや好きな事を、初めて出会った登山客などとも語らい、
楽しんだ後ゆっくり就寝。
バイトも山小屋の人も結構余裕ありますので話しかけても楽しいですよ。
山小屋側は枕一個分で寝床指定してきますが、
その辺りはおおらかに広く使ってもあまり問題ありません。
ゆったりフツーに寝られます。
そして翌日はご来光前に出発。
山小屋の人が希望の時間に起こしてくれます。
その後自分のペースで登れる程よい混み具合の登山道を登り山頂でご来光を見ます。
その後山頂でお鉢周りをし下山します。
富士山登山のハイシーズンとローシーズンの快適度は全く異なる
まとめ:ローシーズンの富士登山は快適!時期を選ぼう。
この記事で何度「お盆」と書いたことか!(チコちゃんに叱られるのアナウンス口調)
富士山でバイト生活をし「お盆」を強く意識したのは確かです。
ちなみに私はバイト目的で、登山好きではありません。💧
でも今思うととっても貴重な体験だったとしみじみ思います!
- 富士登山の1番人気は吉田ルート
- 山小屋が多いので初めての方も安心
- ハイシーズンはお盆とその土日
- ハイシーズンだと混んでいて登山道も渋滞になる
- ローシーズンだととっても快適
この記事を書こうと思ったのは友達が小学生の時家族で富士山に行ったそうで、
と言っていたのがきっかけです。
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。😊
富士山登山が素晴らしい思い出となりますようお祈りしております。
おわりです。
こちらの記事もおすすめです。
>>>【実録】バイトは見た!富士山にはいろんな人が登りにくるよ。
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