そんな悩みを解消します。
元お人よしの頑張り屋が、会社で仕事を頑張りすぎた末路をお伝えします。
- 仕事を頑張りすぎると増えるのは期待値と仕事の量
- 会社によって給与は全く増えない
- 上司の期待値を上げすぎないように適度に手を抜こう
- 出世したいなら対人スキルを伸ばそう
仕事をがんばりすぎるとどうなるのか?
以前の私はめちゃくちゃ真面目でバカ正直だったがゆえに、
周りから「がんばれ」「がんばろう」などと言われると、その言葉をそのまま受け取り、がんばってました。笑
しかも元々器用貧乏で、割となんでもそこそこ出来ちゃうタイプ。
上司からは褒められ評価される
おかげで上司からはしょっちゅう褒められてました。
「頑張ってるね」「良くやったね」「助かるよ」など。
プチ毒親育ちの私としては褒められるのはご褒美のようで、さらにがんばると言うサイクルにおちいってました。
毒親に関する記事はこちら↓
>>>毒親に関する本を2冊読んでみた感想と毒親の定義について
頼まれる仕事の量が雪だるま式に増える
仕事をがんばると増えるモノ、それは残念ながら「給与」ではなく「仕事」です。
がんばるほど上司から信頼され、仕事量が増えていきました。
仕事をがんばると増えるのは給与ではなく「期待値と仕事量」
使える部下と思われる
当時は気がつかなかったのですが、上司から信頼されることを否定はしないものの、
「仕事の処理能力が高い」「キャパが広い」と思われてもメリットはありません。
安心して任せられるため、仕事が増えるだけです。
同僚より仕事量が多いにも関わらず、それがこなせないとガッカリされたりします。
仕事をがんばると期待値が上がり、人より仕事量や責任が増える
サボる人・仕事が出来ない人のカバーをすることになる
困ったのが仕事が出来ない人・サボる人の指導やカバーにまわることです。
20代前半の時に、30代前半の女性が同僚となりました。
その方は人柄は良いものの、仕事に慣れず仕事中にパニくるのです。
マンガのように声を上げながら、頭を抱え頭を振ることもありました。
そうなるとその人の仕事が私のところにまわってきます。
別の職場で夢のように仕事をしない女性がいたのですが、その方の分もめっちゃ任されていました。
ちなみに仕事をしない人がいた会社は一部上場企業でリストラもないため仕事をしない人にはある意味天国でした。
あまり心配されなくなる
仕事が出来ない同僚はアクションが大きいのでいつも周りから心配されていました。
私は自分の仕事の量がタダでさえ多いのに、その方のカバーも任され、
「つらい」アピールが出来なかったために静かに疲弊し、死にかけていました。
もちろん残業代は出ませんでした。
今思うとバカ?じゃないかと思いますが、当時の頑張り屋さんの私に気がつくことが出来ませんでした。
だからあなたが頑張りすぎていたら立ち止まって考えて欲しいです。
- このがんばりで得をするのは誰か?
- あなたのがんばりを会社に搾取されていないか?
- あなたはがんばることは心から幸せなのか?
出世は仕事のスキルより対人スキル
仕事はめちゃくちゃ頑張ったわりに私の出世はフツーでした。笑
新入社員から次はリーダー職となるのですが同期とほぼ同じスピードか少し遅いくらい。
会社では上の世代が詰まっていることもあります。
かつ性格的にバカ正直でどちらかと言うとチョロいキャラだったので、そんな人はあまり出世コースには乗りません。
会社で出世したいと考えている方は仕事はほどほどこなしつつ、下記のスキルを伸ばしましょう。
- 対人スキル
- プレゼンスキル
- 上司から気に入られること
会社のカルチャーによりますが、大体当てはまります。
まずは下記の本を読みましょう。
この本を読むと必ず対人スキルがアップします。
それでも人間関係に大分プラスです。
会社により仕事を頑張っても給与は上がらない
会社や業種・職種を選ばないと給与はあがりません。
働く場所を選ぼう
当時の自分に言ってあげたい言葉↓
もしがんばりと給与を比例させたいのであれば、必ず事前に給与制度をチェックしておきましょう。
私が疲弊して辞めた会社は、出世しても給与はほとんど上がりませんでした。
役員に出世すると手当てをほとんど削られ、役員を辞退したい言っている人までいました。
以下は優秀なマルコさんのツイートです↓
7年間で7等級昇進するまでにやったこと
1 活躍できる会社を選ぶ
2 職務等級を調べる
3 評価プロセスとその運用実態を把握する
4 上司と昇進基準を握る
5 個人目標は3段ストレッチ
6 嫉妬マネジメント
7 サポーターを増やす
8 タレント根回し
9 常に2ポジション先を見る
10 100 Give 0 Take— マルコ👔 (@marco_biz_man) February 19, 2019
7年間で7等級昇進するまでにやったこと
1 活躍できる会社を選ぶ
2 職務等級を調べる
3 評価プロセスとその運用実態を把握する
4 上司と昇進基準を握る
5 個人目標は3段ストレッチ
6 嫉妬マネジメント
7 サポーターを増やす
8 タレント根回し
9 常に2ポジション先を見る
10 100 Give 0 Take
優秀な方は最初から入念なリサーチをした上で、自分の努力が実る場所でがんばるのですね。
あなたの職場は給与が上がりますか?
正社員は定額制使い放題
会社によりますが、管理職になると残業代が払われなくなる会社も少なくなりません。
私の場合は、税込年収400万程度で残業代がつかなくなり、定額使い放題になりました。
土日出勤、土日のイベント、残業もタップリ。
控えめに言って、ドレイじゃんと思ったので力尽きて辞めました。
まとめ:仕事は適度に手を抜こう
いかがでしたか?
会社で仕事を頑張り過ぎても、あなたへのメリットはほとんどありません。
私がそれに気がついたのは40過ぎでした。
無駄にがんばるクセがついたのもプチ毒親育ちのメンタリティのせいでした。
適度に手を抜こう=周りに迷惑をかけると言うことではなく、
人並みに働き、がんばりすぎないと言うことです。
上司から仕事を頼まれたら、締め切りちょうどに出すなどのちょっとの工夫です。
それだけで会社人生がとても快適になります。
特に小さい子どもがいる方は自分ができる枠組みをしっかり示さないと、侵食されます。
私は燃え尽きて正社員辞めたクチなので、私の失敗を笑い・そしてあなたの人生に生かして欲しいです。
自分のためやスキルアップのためならどんどんがんばりましょう。
ムダになりません。
おわりです。