今回は下記の本を読んだ感想をお伝え。
この記事はこんな方にオススメ。
- 毒親育ちかも?!と感じていて毒親本に興味がある方
- 本は母と娘に特化した内容の本です
スーザン・フォワードさんの「毒になる親」はこちらの記事でも紹介しています。
毒親育ちでない方は親不孝と感じるかもなので読まないで下さいね
「毒親の棄て方」を読んだ感想と関連する本の紹介
スーザン・フォワードさんの本は2冊読んでいますので、本の違いや中身・感想などをお伝えしていきます。
「毒親の棄て方」と「毒になる親」との違い
同じ著者のスーザン・フォワードさんが出している「毒になる親」と中身がどう違うのか気になりますよね。
違いをまとめてみました。
- 「毒親の棄て方」は母と娘に特化している
- 毒親との対決の仕方は手紙を推奨
特に親との対決の重要性は分かるのですが、
毒になる親 一生苦しむ子供の対決方法で「対面」と「電話」は正直、
母親の前では弱っちい自分としては、
と思っていたので対面方法が手紙だけになり、
「より効果的な対決が出来るかも」と思いました。
どっちもオススメですが、
母と娘に特化していることと対決方法で手紙を推奨していること、
一冊で盛り沢山なこちらの本がオススメです。
と言いつつどっちも読む価値はあります!
母娘に特化した内容で母との対決は手紙を推奨
プチ毒親のうちの母の特徴
世の中のハード毒親に比べるとうちの母はだいぶマイルドで恐縮ですが、
毒親の定義:ネガティブ感情で子供をコントロールする親
とすると十分該当します。
ウチの母の特徴は下記の通り。
- 機嫌が悪いと家族に当り散らす
- 忘れたい恥ずかしい私(娘)の失敗談を楽しそうに何度も話す
- 自分のミスなどで迷惑がかかっても誤魔化し、謝らない
- 思い通りにならないと情けない&恥ずかしいを連発
- それでも通用しない時は「こんな娘に育ててしまって恥ずかしい」と泣く
- お金に対してグリーディー(強欲)
でもご飯は作ってくれましたし、必要なものは買ってもらってたのでずっと気がつきませんでした。
特に泣かれるのが1番しんどく、罪悪感と劣等感でいっぱいな自分で、
親の機嫌を気にして生きてきました。
だから毒親本を読んだときは本当にビックリしましたし、目からウロコでした。
「毒親の棄て方」で特に私に突き刺さった内容
全て毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル
ほしいものを手に入れるのに、母親は恐怖や義務という言葉を使うまでもない。ほとんどの娘は「母親をがっかりさせると最悪の気分になる」という罪悪感を避けるために、何でもしようとするからだ。
コントロールする母親は脅しやからかいや批判によって娘をずたずたにし、娘の尊厳と自尊心ばかりか意志までも奪ってしまう。コントロールする母親が常に口にする批判のせいで、若い娘の自信はたたきつぶされる。
特に母の前ではビクビクしていて自信なかったです。
と言われてました。
小さなときに母親から聞かされた批判のせいで、カレンは「相手に気に入られようと必死になる人間」に成長した。
これは「共依存」体質と言って、いじめの対象などになりやすいそう。
私の大好きなブログ離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技!のJOEさんは「被害者体質」と言っています。
相手の期待に応えようとめちゃくちゃ頑張るクセがあるそうです。
大人になっても、母親の要求に敏感でそれをすぐにかなえようとする。そんなことをする必要はないし、自分では助けられないとたとえ頭では承知していても。なぜならあなたが有能で善良で大きな欠点がないことを自分自身と母親と世間に証明するには、母親の要求を満たすことが1番手っ取り早いと信じているからだ。
毒親に育てられた娘って世間の目も気にするんですよね。
私もそうでした・・・。
自分のどこが悪いのか見つけようとずっと努力し、母親の愛と賞賛を獲得する方法を探してきた娘にとって、実はこれまで幻想を追い求めていたと認めることはターニングポイントになるだろう。
そうなんですよね。
母親からの評価を諦めると一気に楽になります。
罪悪感との戦いですが・・・。
あなたの大人としての務めは、自立した女性になることだ。しかし、自分の望むものを手に入れようとすること、自分の才能を表現すること、自分の好きなものを好きになること、それらを自分に許さなかったら自立した女性にはなれない。母親の人生からあなたの人生を切り離したら、それが実現できるだろう。
母親の価値観に染まると自分がダメな人間で恥ずかしいと思ってましたが、
そこから離れるとそんな事ないんですよね。
だからもし罪悪感があってお母さんといると、
気分が晴れない方は一度この本を読んで欲しいです。
母親の行動を変えることはできないーそれは母親にしかできないことだーしかし、あなたは自分の行動を変えることで、母親との関係を変える力があるのだ。
「自分が頑張ればいつか母は分かってくれる」
「期待に応えればいつか良い母親になってくれる」と思ってましたが、幻想でした。
いつかは来ないし、変えられるのは自分だけです。
ローレンは罪悪感でがんじがらめになった従順な娘であることをやめた。
私もやめました。
物理的に離れるとどんどんラクになります。
本には毒母の特徴(各種パターン)、感情との向き合い方、母との対決の仕方など
毒親に気づいてから解決するまでの過程の助けになる内容が、
とても丁寧に書いてあるので、
もし少しでも気になったらぜひ読んでみて下さいね。
私はとても救われました。
まとめ:毒親育ちは読むべき
- 母親と娘に特化した毒親本
- 毒親のパターンから対処の仕方・克服の仕方まで全て書いてある
- 対決の仕方は「毒になる親」と違って手紙を推奨
- 最後には自分自身がいい母親になるために励まされる内容も
こちらの本もおすすめ
この本は「ウチの母もちょっと似てる!かも💧」とプチ毒親に気がつくきっかけになった本です。
マンガで読みやすく、田房永子さんの本は他にも何冊か持ってます。
こちらの本↓は「毒親の対応」も「会社でのイジメ」も含め、
全てのイジメやモラハラに対応できる総合書でめちゃくちゃオススメです。
毒親育ちは「被害者体質」でイジメのターゲットになりやすい理由が書いており、
目からウロコです。
またその加害者や毒親への対抗方法が書いてあり、
独自のメソッドが素晴らしすぎます。
ぜひ気になったら、本をすぐ買わずともまずはブログを読んでみて下さい。
「悪人になる」と言う方法が最高で、
「今まで良い人であらねば」と言う価値観を利用されていたのだとと感じました。💧
毒親対策と呪いを解くためにはどちらも自信を持ってオススメします。
おわりです。
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