「まさか自分の子がこんなにかんしゃく持ちだったなんて・・・。」と長男のかんしゃくを起こす様子をみて愕然としていました。
何か良い方法はないかと調べたり実際に試したりして、
役立った対処法と本などを紹介します。
うちの子が小学校入ってからかんしゃく持ちになったので、4〜8歳位の子がいるママにオススメします。
オススメも対処法、本や映画はそれ以外の幅広い年代の子にも役立ちますよ。😊
かんしゃく・うちの子の場合
うちは保育園の時には感じなかったのですが、
小学校に入った途端にカンシャクを起こすようになりました。
負けん気も強く、他の子とトラブルになると手をあげるのが悩みでした。💧
一度怒り出すと「怒り」の感情がコントロール出来ず、
なんというか、怒りに油を自分で注ぐ感じで、常軌を逸した様子に
「我が子ながら大丈夫かしら?!」
「何か脳に問題があるのかな?」と感じとっても悩んでました。
余りにも心配で、WISCというテストを受けた記事がこちらです。
怒っている時・かんしゃくを起こしている時のオススメ対処法
怒りがコントロール出来なくなる姿が正直我が子ながら怖くて心配でした。💦
ゴミ出しで家を少しだけ空けて戻ったら、
長男が上手く出来ない事にキレ、モノに当たり散らし、次男が号泣してたこともありました。
担任の先生に教えてもらったり自分で色々調べて、特に効果があったものを紹介します!
何か握るものを渡してギューッと握ってもらう
「怒り」を逃すということで効果があるらしく、
先生はハンカチやタオルなどをギューと握らせるという事をよくしてました。
長男は素直なので怒ってる最中も従い、
ギューっと握るとスーッと怒りが収まる事がありました。
結構効くのでオススメです。😊
一時期流行った握ると柔らかいオモチャを買って愛用していたのですが↓
子供がパンが好きなので柔らかでにぎれるパンのおもちゃって面白いと思って買いました。
長男がキレると、次男がささっとパンを渡す姿が我ながらウケて好きだったのですが、
長男の力が強くすぐにパン壊れました。💦
柔らかいおもちゃは大きい100均でも売ってるので買ってみても良いと思います。
壊れるので傷んでも良い厚みのあるタオルがオススメです。
引きちぎろうとしたりして結構力入れます。
もう1人の自分が外にいると思って怒っている自分を見てみる
これは映画のインサイド・ヘッドを観た後に私が考えた方法ですが、
「もう1人の自分が外から自分をみてると思ってみて!」と言うと収まる事もありました。
自分の感情に対して客観的になれるのでとても良い方法と、教育センターの先生にも言われました。😊
「怒りや悲しみは感情で大事ではあるけど、本当の自分ではない。
それを冷静に観られる自分が本当の自分なんだよ」と伝えてます。
我を忘れてる時は効きませんが、方法の1つとしてオススメです!
気持ちを言葉で伝える練習をする
これも担任の先生から教えてもらったのですが、
どんな気持ちか言葉で表現する練習をさせるのです。
「今どんな気持ちか教えて?」と伝え、本人の言葉に共感すると収まる事が多かったです。
言葉を発せないほど興奮している時は、
「はい」「いいえ」で答えられるように「これが嫌だったんだよね?」「○○に怒ってるんだよね?」と聞くと不思議と怒りが収まる感じでした。
徐々に言葉で伝えられるようになってきて、それと同時にカンシャクを起こしたり、手をあげる回数も減っていきました。
感情をコントロールできなくなる子にオススメの映画・絵本
かんしゃくに効く良い本や映画はないか探してみました!
インサイド・ヘッド
これはディズニーの映画なのでご存知の方も多いと思います。😊
教育センターでカウンセリングの先生がオススメしてくれました。
人間の感情をキャラクター化していて、どのキャラクターも魅力的です。ストーリーが面白いだけでなく、勉強になります!
最初ヨロコビちゃんは常に元気で明るいので好感を持ち、
カナシミちゃんはいつも暗いしネガティブなので最初うーん💦と思いましたが、
お話がラストに向かうにつれ、
どの感情も大事なんだと気がつかされる感動ストーリーです!
子供と一緒なので吹き替えで観たのですが、竹内結子さんと大竹しのぶさんが声優として参加されてるのですがとっても上手です!😊
次男は特に怒り(イカリ)君が大好きで、イカリ君のモノマネがマイブームとなりました。
このインサイド・ヘッド
「あ!今イカリ君が来て怒ってるね。」と言うと、
怒るのも忘れてつい吹き出す次男です。😊
アマゾンプライムでも観られるのでよかったら観てみて下さいね。
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気持ちの本
1年生の時これを読んであげたら、長男は泣いてました。
気持ちが高ぶったんだと思います。💧
どの気持ちも大切で、うまく周りに伝える事が大事なんだと気がつかされます。
メインテーマは、インサイド・ヘッドと同じですね。
「暴力はダメだけど怒ることも大事なんだよ」「どの気持ちも大切にしてあげて」と伝えました。
おこだてませんように
これは主人公の男の子の気持ちが丁寧に描かれてて、感情移入できます。
カンシャクや怒りにフォーカスしてるわけではないのですが、感情が突き動かされる本です。
子供も感じるものがあったようです。
自分自身も子供と丁寧に向き合いたいなと思う絵本で感動しました!
絵も可愛いです。😊
怒りすぎてると反省させられる本です!
その後の長男
その後3年生になった長男はだいぶ落ち着き、キレることはとっても減りました。
徐々にですが、
相手の立場に立って物事を考えられるようになってきたと思います。
2年生の時、クラスメイトとお互いを褒め合うカードを交換したのですが「怒らなくなって偉いね」と書かれたカードをもらいとても嬉しかったです!
論文「悪癖を矯正することの経済的価値:不品行、学校教育、労働市場」の著者たちは、男児の攻撃性や不品行をなくそうとすることは、彼らの成績改善には役立つが、生涯の年収を減らすことを明らかにした。
かんしゃくを起こすなど感情をあらわにする男児はそうでない男児に比べて、たくさん働き、より生産的で、収入が3%高いことが明らかになった。
残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する
からの引用です。
この本を読んでちょっと励まされました。😊
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こちらの記事に詳しく書いてます。
こちらもアマゾンプライムの会員でKindleがあれば無料で読める本です。
まとめ
いかがでしたか?
カンシャクを起こしたり、怒りがコントロール出来ないとママも心配になりますよね。
「将来どうなってしまうんだろう」と不安でいっぱいでしたが、
学年が上がるにつれて落ち着いてきました。
心配なことも多いと思いますが見守ってあげて下さい。
*気持ちを言葉に出来るよう練習する
*もう1人の自分がいると思って外から自分の感情を観察してみる
*感情の動きに関連する本や映画を観てみる
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。😊
子育ては思い通りにならない事ばかりだと思いますが、だからこそ成長が感じられるととても嬉しいですよね。
大変な事も多いですが子育て楽しみましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。