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そんな悩みを読書バカの私が解決。
発達障害に関する本をいろいろ読みましたがこれから紹介する3冊をオススメします。
- うちの子は絶対に発達障害と思う方にはオススメしません
- あくまでグレーゾーンな子のママにおすすめです
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発達障害と呼ばないで
どれか一冊と言ったら確実にこの本をオススメ。
発達障害と診断されるお子さんの25%は誤診で、
診断基準は時代やその時々のトレンドなどで変わるそうです。
そして発達障害の診断数は増えて来ているそうなんですが、
その原因は「軽症のケース」や「脳の問題ではなく養育環境の影響」
にまで適用されるようになったから。
ちなみにうちの子は軽症のケースに当たると思います。
うちの子は普通の小学校に通ってますし、知能も問題ないです。
でももしかしたらすごく心配症の親だったり先生の当たりが悪かったら、
発達障害と診断されていたんだろうなと思います。💧
発達障害と言われる子は非定型的に発達します。
すごく得意な事とそうでないものの差が激しいそうです。
私のママ友の子もIQは高く一部の能力は突出してました。
でもそれが世間でいう平均的で発達の仕方でないと発達障害と診断されるそうなんです。
周りの子が出来ることが出来なかったり、学校で目立ってしまうんですね。
著者さん曰く、
その特徴を持った遺伝子が社会に必要だから地球から淘汰されず、
そういうタイプの人間が残っている。
多様性があるから社会は発展していくのに、
なぜそれが世間で言う一般的な発達の仕方じゃないと、
発達障害と言われるのか?と問いかけます。
「ウチの子は普通の子じゃないのかも」と落ち込んでいる私に、
目からウロコのお話が展開されてます。
一般的な発達の仕方でないと、出来ることと出来ないことにバラツキがあると発達障害の診断を受けることがある
有名なのが発明家のエジソン。
学校教育になじめず、学校の先生から学校では面倒を見られないと否定された時、
エジソンのお母さんが「子どもは家で見ます」
と学校に言った勇気と行動力は感動します。
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私が子供の時、一番辛かったのが自分自身を否定されることでした。
もしエジソンのお母さんが、エジソンを全否定した学校の先生に向かって、
「うちの子変わっててすみません。
ちゃんとやるように家でもちゃんと指導しますんで。
どうか見捨てないでください。
ほらトーマス!ちゃんと先生に謝りなさい。」
とかエジソンの目の前で言ってたとしたら。。。 (妄想)
エジソンは自信を失いますし、自分が嫌いになっちゃいますよね?
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いえいえ、エジソンと自分の子を比べるのではなく、
エジソンの母と自分を比べました。
ウチの子が電球のような世紀の大発明をするとは思わないのですが、
同じ母として、エジソンの母はすごいなぁと改めて感じます。
さかなクンのお母さんもエジソンの母に通じる素晴らしいお母さんです。
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トム・クルーズも学習障害で読み書きが出来なかったことが書いてあります。
もしトム・クルーズのお母さんも学校の成績にこだわって、
勉強ばっかりさせてたら、
「トップガン」も「ミッションインポッシブル」もなかったのでしょうね。
苦手な事もあるけどすっごく突出した才能がある子を普通の型にはめてしまっていたら、
他の子と比較して、自分は出来ないから自信を失ってしまいますよね。
だからこそ親は子供の特性を理解し、
子供の個性に応じた環境・教育をするのが大事なんだなぁと強く感じました。
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私が特に印象に残ったのは、
イギリスの動物生態学者?行動学者?になった方のお母さんとの関係です。
(名前忘れてしまいました。💦)
対人スキルが低く、集団生活になじめず学校では良い子と言えない子でしたが、
お母さんは子供が欲しがる生き物をどんどん飼ってあげて、
家の外も中も生き物だらけだったそうです。
彼は後に世界的に有名な動物学者になったお話に感銘を受けました。
現代の日本であれば発達障害として診断されかねない子達が、
お母さんの深い愛情と個性に合わせた教育で大成してる例がたくさん載ってます。
アスペルガー症候群
うちの子はアスペルガー傾向が強いのかな!?と感じました。
本で紹介された特徴とうちの子が近いなと思った特徴が以下の通りです。
- 大人のように話す
- 感情が言葉にならない
- コミュニケーションが一方通行である
- 人より物への関心が強い
- 感覚が繊細である
- 動きがぎこちなく、運動が苦手
- 端整な容貌と大きな頭をもつ
- 癇癪やパニックを起こしやすい
全部当てはまります。
赤ちゃんの時頭が大きくてだいぶお座りが遅かったり(8ヶ月でおすわり)、
2歳位から大人みたいな話し方するねと言われてたり、
音に敏感で映画を観られなかったり、
小学校に入ってから数ヶ月間体育をサボってたり。
この本もアスペルガーの特徴を詳しく説明していると同時に、
色々な有名人・偉人の例が沢山出てきます。
その人達がアスペルガーだったという科学的根拠はなーんにもないので、
その辺り「???」と思ったものの、
子供の時、変わってた子がこんな分野で才能発揮!?というネタが多く、
学校で良い子&優秀でなかった子でも
色んな形で社会に必要とされ貢献出来る人間になれるんだ!
という例が示されています。
またアスペルガーの診断について、脳で何が起こっているのか?
アスペルガーの子が増えている要因など、
総合的にアスペルガー症候群について書かれていると思います。
1冊目と同じ著者さんですが、この著者さんの本は愛があると感じます。
残酷すぎる成功法則9割まちがえる「その常識」を科学する
ちょっと発達障害や教育系の本から大分外れるのですが、
アマゾンプライムリーディングで、
無料で読めたのでKindle Paperwhite
注)時期によってプライムから外れるものもあります。
本はこちら↓
長い本なので、読みたい箇所だけ読むのも良いと思います。
具体例などをあげながらどうすれば成功できるのか挙げてるのですが、
とても参考になる本です。
高校でナンバーワンが滅多に実社会でのナンバーワンにならないのはなぜか?
理由は二つある。第一に学校とは言われたことをきちんとする能力に報いる場所だからだ。
学校と知的能力の相関関係は必ずしも高くない。
むしろ自己規律、真面目さ、従順さを示すのに最適な指標である。
残酷すぎる成功法則 からの引用
これ読んでクラスの優等生の子が羨ましかったけど、
ちょっとだけ視野が広がりました。
ルールに従う生き方は、成功を生まない。良くも悪くも両極端を排除するからだ。
残酷すぎる成功法則 からの引用
確かにブッとんだうちの子も個性なんだと思えるようになりました。
論文「悪癖を矯正することの経済的価値:不品行、学校教育、労働市場」の著者たちは、男児の攻撃性や不品行をなくそうとすることは、彼らの成績改善には役立つが、生涯の年収を減らすことを明らかにした。
かんしゃくを起こすなど感情をあらわにする男児はそうでない男児に比べて、たくさん働き、より生産的で、収入が3%高いことが明らかになった。
残酷すぎる成功法則 からの引用
かんしゃくを起こす子どもに悩んだ記事です。良かったらどうぞ。
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上記の2冊にも出てきたウィンストン・チャーチルや、普通の暮らしが出来ない天才ピアニストのグールドの例が出てきます。
どんなピアニストか気になったので動画を貼ってみました。
有名なトルコ行進曲です。
あまり詳しくないのですが、
解釈の違いか今まで聞いたトルコ行進曲と違い素晴らしいと思いました。
もし良かったらどうぞ。
水泳でオリンピック史上最強のメダルを獲得した
アメリカの水泳選手フェルプスの例もあります。
彼の身体はカヌーのようで、陸上生活に向いてない身体つきだそうです。
私たちは、とかくものごとに「良い」「悪い」のレッテルを貼る、実際には、それはたんに「異なる」だけなのに。
残酷すぎる成功法則 からの引用
他の子と自分の子が違う事に思い悩んでいた自分が小さく思え、
からウロコでした。
特に子供がかんしゃくを起こすのがすごーく嫌でしたが、本を読んでから、
「生涯年収が上がるのかも」と考えられるようになりました。😊
育児の本ではないのですが、オススメです。
是非、読んでみてくださいね。
アマゾンプライム会員なら無料で読めます。
Kindle持ってるなら絶対プライム入った方が良いです。
プライム入るならKindle持ってた方が良いです!
無料で読める本がたくさんあるのでとってもお得です。
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まとめ:本を読んで価値観を広げよう!
もし子供が発達障害かもと悶々してたママも、
この記事やオススメした本を読んで、
少しでも明るい気持ちになって貰えたらとっても嬉しいです。😊
- 子供の発達障害の判断はあいまい
- 子供のキャラを否定せず伸ばしてあげることが大事
- 型にはまらない子はそれはそれで面白みがあるし、可能性もある
- どんな子でもその子の才能がとても活かせる分野がある
まとめはザックリなので、
本を読んでみて、お子さんと良い関係を築いて頂けると嬉しいです。
自分自身のキャラを家族から否定されたらとっても辛いですし。
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