「ブスのマーケティング戦略」を読んだ感想・書評

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今回は「ブスのマーケティング戦略」を読んだ感想です。

題名も表紙も衝撃的!

笑いを取りつつ、背中を押してもらえる本です。

正直言ってこの本を昔の自分に読ませたいです。

この本はこんな方にオススメします。

  • 自分はブスだと感じることがある
  • 男でブサイク・モテたい
  • なにがしかのコンプレックスがある
  • 合コンが楽しくない、うまくいかない
  • 恋愛上手になりたい
  • なんのために勉強するのか分からない
  • ルックスに自信があるが、恋愛に戦略はない
  • 恋愛に対して奥手もっと積極的になりたい

つまりほとんどの人に当てはまると思うんですよね。(笑)

バナナくん
読むと恋愛も生き方も変わるはず!
タップできる目次

「ブスのマーケティング戦略」を読んだきっかけ

ブスってタイトルに入ると個人的に「う〜ん💦」って思います。

少し前に「ちょうどいいブスのススメ」って本がドラマ化された際、タイトルで炎上しましたよね?

なんか自己卑下をしてる感じと、男性目線に媚びる感じが「う〜ん💦」でした。

中身を読んでませんが・・・。

だからこの本もブスって入ってるだけで「どうなんだろう?」と感じました。

でもでも、Amazonでの読者の評価がとっても高いので読んでみました。

しかもプライムリーディングなのでKindleで読むと✨タダ✨です。(2019年10月現在)

カピバラさん
プライムリーディングってなに?

Amazonのプライム会員になると自動&無料でついてくるサービスです。

いろんな本やマンガが無料で読めます。

追加料金がかかるKindle Unlimitedとは異なります。Unlimitedほどの本の数はないのですが、個人的にはプライムリーディングだけでも大満足です。

プライム会員は月額500円、年間4,900円でAmazonで購入した商品の送料が無料になるのでお得です。

プライムビデオが有名ですが、自分は家族でチャンネル権争いが最弱なのでほぼプライムビデオは観てません。

一番利用してるのがこのプライムリーディング。

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「ブスのマーケティング戦略」を読んだ感想

著者の田村さんはブスなのか?

まず皆さんも気になる、田村さんは本当にブスなのか?

自分でブスだと言いまくる田村さんですが、

美醜については主観によるところは大きく一概には言い切れないです。

本の中で学生時代の写真を拝見いたしましたが、

「そんなにブスではないのでは?むしろ大学時代の写真はカワイイんじゃない?」と感じました。

ちなみに合コン三昧だった著者の田村さんの合コンでデートまでこぎつける割合は?

打率1割である。

ブスのマーケティング戦略より引用

それに対してのダンナの衝撃的なひとこと↓

ダンナ
女性から合コンで誘って打率が1割って相当ブスなんだろうね(笑)

と鬼のようなお言葉。

と言いつつ考えてみると、確かに美人というほどでなくても合コンなら自分から誘うと3割は行けるような気がします。

バナナくん
ちなみに合コンはほとんど行ったことないです・・・。
カピバラさん
そのくせ打率3割はいけるとか偉そうやな。

そう考えると1割の打率で打席に立ち続ける田村さんはチャレンジャー。

少しでもヒットを打つために打席に立つ数を増やす姿勢はカッコイイです。

ちなみに著者田村さんのブスの定義は、

ビジネス市場・恋愛市場において「見た目を武器にできない人」にしておこう。

ブスのマーケティング戦略より引用

だそうです。

集合写真を見て他人とのルックスを客観的に比較したり、自分を商品という観点で見る姿勢が斬新です。

もう一度集合写真を見てほしい。

あなたはブスか。ブスだ。

私はブスか。ブスだ。

さあ、ブスたちよ、マーケティングの話を始めよう。(マイケル・サンデル風)

ブスのマーケティング戦略より引用

その後、プロダクト解析=自己分析をすすめてきます。

自分をブスと認めるとても辛い作業です。

時々、愛のある田村さんの

ばかやろう。

ブスのマーケティング戦略より引用

が妙に刺さります。

恋愛も結婚も、はたまた仕事も全て相手があってのことと言う姿勢が素晴らしいです。

自虐エッセイではなくマーケティングの実用書

田村さんはご自身のことを多分この本の中で少なくとも100回以上「ブス」と呼んでます。

では単なる自虐エッセイなのでしょうか?

いいえ、違います。マーケティングの実用書です。

ブスの自虐エッセイだけだったら、ありきたりなものになったかもしれません。

著者の田村さんは、本の中で掛け合わせの戦術について語ってらっしゃり、

本は、

ブスの自虐(体験談) ❌ マーケティング ❌ 行動を促す(励まし)

となっているため本は独自のポジションを取り、希少性を高めています。

恋愛や合コンなど誰でも経験する内容をマーケティングと絡めているのは、身近で笑えるのに、分かりやすいんです。

「美人」は期限つきの資格

これは著者の田村さんがおっしゃったことでは有りません。

自分は人材業界で長く仕事をしていたのですが、とあるクライアントから美人スタッフさんが言われた衝撃的な言葉がコチラ↓

おれがお前を評価してるのは顔だけだ

確かにその方はどっからどう見ても美人だったのですが、上司から言われたのがこの一言。

キツいですよね?

面接もたくさんしていたのですが、上目遣いで、甘えた声で話す年上の女性などに出会う機会も少なくなく、

「それは武器ではない・・・。」「しかも使う相手を間違えとるがな。」

と戸惑うことも良くありました。

「美人」や「若さ」だけを売りにするのは女性にとってリスク

と感じました。

田村さんは分析がすごいので、美人の劣化についても深く語られてます。

バナナくん
美人もブスもとりあえず全員読んでおこう!

「ブスは勉強しろ」の説得力

自分の人生を幸せにするためにも、

武器を身につけるためにも勉強の大切さを切々と説いてくれます。

「やりたい」とかヤリマンのネタも出てくるので少々お下品で読者を選びますが、

勉強のパートは説得力があり中学生くらいの子どもがいたら読ませたいくらいです。

そんな中、本のネタのスパイスとして、

ブスを突き落とすような、美人で優秀な先輩がチラッと出てきます。

ひとつ上の学年に、こんな先輩がいた。超美人。スタイルはモデル級。

それでいて成績はトップ。現役で慶應義塾大学にスルッと合格。

その後の経歴も華々しく、いまや誰もが知る有名人だ。

ブスのマーケティング戦略より引用

誰かと思って調べたら、ナインティナインの矢部さんの奥様でもある元TBSアナウンサーの青木裕子さんでした。

バナナくん
確かにモデル級の超美人やっ!

著者の田村さんは性欲=生命力が強い・パワフル

田村さんはびっくりするほど性欲が強いです。

おのれの青春時代を振り返ってもそこまで「やりたい」と考えたこともありませんでした。

もちろん好きな男性と付き合いたいと思うことはあっても、

具体例までは妄想が及ばず「お話出来れば嬉しい❤️」「一目見るだけで嬉しい」くらいで浮かれ、妄想は止まってました。

行動も何一つ起こしませんでした。

細部のシチュエーションまで妄想が及びつつ、自分を客観視し、努力を重ね戦略を練り続け、トライ&エラーを重ねる田村さんはパワフルで頭の良い方であります。

性欲が強いのは、生命力・エネルギーが強いと言うことあり、

良いことだと思うんですよね。

田村さんはその性欲を勉強の努力へと昇華させ、学歴や資格を手に入れ、コミュニケーションスキルアップへとうまくつなげてらっしゃるのです。

失敗なしにブスの成功はない。どんどん失敗してほしい。

ブスのマーケティング戦略より引用

著者の田村さんの合コンが戦略的過ぎる

著者の田村さんが合コン結果を検証していく姿勢は、トライ&エラーを全く恐れない猛者(もさ)です。

バナナくん
猛者(もさ)という言葉が似合いすぎる!

自己紹介テンプレを作ることを推奨されたり、会話の実例など合コンのくだりはけっこう長く読みごたえがあります。

合コンする世代の方は男女問わず読んでおいて絶対に損はありません。

合コンに関しての有益な情報がてんこ盛りです。

個人的にはLOVE理論の水野敬也さんと、ブスのマーケティング戦略の著者の田村さんの共著で、

「合コンバイブルを出してはくれまいか?」

と妄想するぐらい合コンに関するパートのレベルの高さに舌をまきます。

自分は結婚しているため合コンに参加する機会すらありませんが、こういう妄想が好きなんです。

例えば、

合コンでPDCAをまわす

ブスのマーケティング戦略より引用

カピバラさん
PDCAってなに?

PDCAサイクルとは?

生産技術における品質管理などの継続的改善手法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する

Wikilediaより引用

自分の恋愛ごととして考えると、恥ずかしさが先に立って何も出来なくなりそうですが、

自分を商品と客観的にとらえ「市場に出す=合コン」と考えると、力が湧いてきませか?(笑)

トライアンドエラーを繰り返し、

セグメンテーション=ターゲットを絞る」などを創意工夫と改善を常に行い、

成功打率を高めていく様子が克明に描かれています。

それを学生時代に気づき、素晴らしい合コン仲間を結成し、合コンをこなす田村さんはなんと有意義に学生時代を過ごされたのかっ!

と感動をおぼえます。

そもそも相手がどうすれば喜ぶかなんて20代で考えたこともありませんでした。

この本↓を読み、大分歳を取ってから、そのことを知りました。

この本もプライムリーディングでは✨無料✨(2019年10月現在)

それを著者である田村さんは合コンを通じ、

「傾聴の技術」&「人を動かす技術」を空気を吸うがごとく、マスターしてらっしゃいます。

自己PR禁止論を唱和する

ブスのマーケティング戦略より引用

合コン前に唱和をオススメする自己PR禁止論も奥深く、そこを読むだけでも十分価値があります。

毎朝唱和したいくらいの内容です。

褒め会話の実例、自己紹介の良い例・ダメな例も詳しく載ってます。

とにかく合コンに参加する機会がある人は必ず読んでほしいパートです。

  • 合コンは場数。最低5回は合コンに行こう
  • 合コンは市場調査
  • 合コンはチーム編成
  • 合コンで鍛えた傾聴の技術は、あらゆる場所で役に立つ

ブスのマーケティング戦略より引用

トライ&エラーを繰り返す姿勢に感銘を受ける

本書を通じて、とにかく「行動してほしい!」と呼びかけているが、行動に勇気と覚悟がともなうことは重々承知している。それでも行動してほしい。行動して失敗しまくって成功してほしいのだ。

ブスのマーケティング戦略より引用

このトライ&エラーの重要性に気がついたのも自分は最近です。

全てにおいて気がつくのが遅く、ボーッと生きてきました。

トライを始めたのもブログが初かもしれません。

特にブログは書かないと始まらないので、ヘタクソでもなんでも「書き続ける」=「市場に出る」=「土俵に立つ」ことが大事だと今さら気がつきました。

それをブスと自覚してから常に、現場で戦い続ける田村さんは強過ぎです。

市場と顧客を選ぶ大切さ

著者の田村さんは、セグメンテーション=ターゲットを絞ることの重要性を説かれています。

著者の田村さんが推奨するブルーオーシャンは確かにモテそうです。

カピバラさん
ブルーオーシャンってなに?

競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説いている。

Wikipediaより引用

詳しくは本に記載があるので是非読んでみてくださいね。

とあるママ友は防衛大学に入るとめちゃくちゃモテると聞いて、入るかどうか悩んだそうです。

皆さんも希少性のあるブルーオーシャン狙いましょう!

選んだ市場が間違っているだけの可能性もあるのだ。

ブスのマーケティング戦略より引用

レッドオーシャンの具体例も記載がありますので、

ぜひ本でご確認ください。

石の上にも3年という日本の古くからある言い伝えは、信じなくてもいい気がする。

ブスのマーケティング戦略より引用

若い頃は自分も今よりももっとバカだったのでこの「石の上にも3年」という言葉を信じてました。

でも最近気がつきました。ハッキリ言ってムダです。

合わないとこで耐え忍んで誰が得をすると言うのでしょう?

なんのために我慢をするのでしょう?

転職は「逃げ」ではなく、市場を変えるという選択

ブスのマーケティング戦略より引用

今まで転職を何度か経験し、器用貧乏な自分はどこでも上手く出来るし、評価も割と高く、どこでもイケると勘違いしていましたが、

一つ前の職場では合わなすぎてメンタルがボロボロになりました。

あまりにも合いませんでした。

そこで頑張るのも一つの選択と思えないくらい生きた心地がしませんでした。

「我慢して何になるのだ?」と気持ちになり、田村さんと同じく職場を変えました。

今はビックリするほど快適です。

もし自分のキャラや得意なこと、やりたいことと職場がフィットしてない場合は速攻で辞めましょう。

まとめ:ブスでも美人でもとりあえず読んでおこう!

いかがでしたか?

著者の田村さんのエネルギーがぎゅっと詰まった本です。

若い時の自分に読ませたかった。

これを読んでいたら恋愛に対してもっと積極的になれ、合コンも楽しめたことうけあいです。

是非この本を一緒に読んでトライ&エラーを一緒にして行きましょう。

記事まとめ
  • 人生を戦略的に積極的に生きる著者の田村さんの姿勢に感銘を受ける
  • トライアンドエラーを全く恐れなくて良い
  • どんどん失敗して最後には成功しよう

おしまいです。

合コンと恋愛を楽しんでくださいね。

余談ですが、紹介した本は全てKindleで持っていて、

今ならAmazonプライムリーディングで無料で読めます。(2019年10月現在)

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