そんな疑問にお答えします。
実際に整理収納アドバイザー資格を取得した私が、試験の内容と雰囲気・試験の対策について詳しくお伝えします。
試験を受ける前に読んでおくとプラスの記事です。
整理収納アドバイザー資格1級1次試験の様子
整理収納アドバイザーの1次試験の合格率は70〜80%。
実際に受けてみると意外と難しい。
合格率からちょっとナメてましたが、落ちるかもと焦りました。
ですので、試験対策しないで、のぞむにはかなり厳しいものがあります。
アプリはお値段が高いのですがそれなりに効果があるので買った方が良いです。
アプリの問題が「そのまんま出る」のかとナメてましたが出ません。
形式が異なります。
意外と「予備講座の先生が講座でお話ししていたこと」が試験に出ます。
ですので必ずノートを通読して頭に入れておきましょう。
これは試験後、予備講座で知り合った他の受験生の皆さんもおっしゃっていました。
1次試験はマークシート方式
ご存知の通り1次試験はマークシート形式です。
驚いたのが「絶対に落ちたっ!」と言っていた60歳の予備講座で同じ班だった女性。
分からない問題はマークしなかったそうです。
選択式なので4択の場合は、当てずっぽうであっても確率1/4で当たります。
分からなくてもとりあえずテキトーで良いのでマークしましょう。
試験の運営にあまり慣れていない?
あくまで私が受けた当時の印象ですが、
協会の方が試験の運営にあまり慣れてない感じがしました。
開始時間が予定とずれたり。
さらに試験が終わると途中退出もできるのですが、
他の資格試験であれば、手をあげて試験官が答案を回収してから退席するのが一般的。
しかし答案を机に置きっぱでOKでした。
「答案の数が合わなかったり、紛失したら・・・?😱」と少し心配になりました。
時間になっての試験終了も答案を回収しないまま、先に受験生が退出OKだったので驚きました。
試験の答案の紛失を防ぐために、通常の試験は答案の数が合っていると確認が取れるまで受験者を帰らせないです。
ある意味斬新。笑
多分あまり慣れていない運営側がマニュアル等もなく皆さん一生懸命やってる感じでした。
問題を作っている人が違うと感じた
試験を受けていて感じたのが、
協会側は問題ごとに異なる認定講師に作ってもらっていると感じました。
問題ごとに傾向と内容の印象が全く違います。
「良問」もあれば「謎問?」もあり、文体も異なります。
問題のクオリティは同じ試験であっても、問題ごとに振れ幅がかなり大きいと感じました。
そもそも2級で最初に買うことになる澤先生のテキストは、日本語がかなり独特。💧
↓澤先生の本
1級の予備講師の先生も「澤語を理解しましょう」と言っていました。笑
アプリで問題を解いていても、
「どっちも正解と言えるのではないのか?」なんてこともありがち。
勉強よりもその独特な日本語にやられ、
知り合いに「そもそも日本語が独特で分からない・・・。こんなの初めて。」と言ったら、
と言われました。😅
あくまで試験に合わせていく必要があります。
試験の問題を開示しないのは、
- 問題の作り込みが十分になされていない
- 毎回、認定講師に持ち回りで作ってもらっている
からではないか?と勝手に妄想しました。
過去問が見れないのがストレスだったので今回の記事を書きました。
あくまで個人の感想です。
それでも、きちんと上記で記載した通りの対策をすれば落ちることはないはず。
会場の様子・受験者の層など
東京で受けたのですが、私がいた教室だけでも300人以上の方が一緒に受験しました。
ものすごい人数でした。
98%くらい女性ですが、中には男性の方もチラホラ。
聞いたところ建築関係など仕事で取る方もいるそう。
私が試験までで知り合った方の職業は、専業主婦、建築士、設計士、ピアノ講師、住宅メーカー勤務などです。
驚いたのが小学生くらいの女の子もいました。
それまでの受験料や受講料が高額なのでビックリ!
整理収納アドバイザー資格1級2次試験の様子
ご存知の通り、
整理収納アドバイザーの2次試験の合格率は80〜90%。
ですので落ちる確率は1次試験より低いです。
詳しい様子をお伝えしていきます。
2次試験の実際の様子
最初に1つの教室に集まり説明があります。
集合時間が10分前とか。
皆さんちゃんと時間厳守でいらっしゃるので、シーンと時が経つのを待ちます。
ぶっちゃけ
と思いました。笑
協会の皆さんすみません。でも正直そう思いました。
あまり試験の運営に慣れてないのかもと感じました。
運営している講師の皆様は皆さま感じがよく一生懸命です。✨
その後m教室の振り分けがあり各教室大体3〜5名に振り分けられます。
私の教室は5名でした。
試験はプレゼンテーション形式。
最初に先生から説明があります。
その後くじ引きで順番を決め、評価用紙を受け取り他のメンバーの評価表を受け取ります。
と先生から励まされます。
協会としても落とすつもりはあまりないのがよく分かります。
プレゼンスキルは不要・中身が大事
2次試験はプレゼンテーションとなります。
実際に第三者にコンサルティングをして、お片付けをしその様子・成果を発表します。
コンペティションに自動応募となりますが、判断材料はこのレポート用紙のみです。
コンペティションでの上位入賞を狙うのであればレポート内容を充実させましょう。
当日の試験において発表のスキルは問われないと感じました。
私のチームはほとんどが主婦で、緊張のあまり紙を読み上げる形式の人が多かったです。
でもそれでも落ちることはありません。
プレゼンテーション・発表のスキルは全く問われません。
「熱意」と「片付けのやり方に沿っている」ことが大切なポイントだと感じました。
緊張してうまく話せなくても合否には影響しない
注)何言ってるか聞こえなかったとか、分からなかった場合は除きます。
レポートの情報量が多い人が多かった
皆さんのレポートを拝見しましたが、全般的に文字数が多い印象です。
両面印刷でパワーポイントのスライドを1ページに2枚入れている方もいました。
つまりページの合計数は20枚。
プレゼン形式を意識し、見やすくするためだけに文字を減らす必要は全くありません。
皆さん写真もふんだんに資料に入れ込んでいました。
手書きの方はいませんでした。
聞いたところパソコンを使い慣れていない方も下書きをした後、ご家族にお願いして、パワーポイントに落としてもらったとのことでした。
パワーポイント形式が4名・ワード形式が1名でした。
- プレゼンだからとみやすさにこだわり文字数を減らす必要はない
- レポート扱いでOK
2級テキストの手順に従っていればOK
片付け方は基本2級のテキストに沿っていればOK。
このことは1次試験の予備講座で一緒になった方から聞きました。
その方は2級の講師から教えてもらったそう。
ですので「ちゃんとテキストのやり方に沿っている」ことを意識し、資料を組み立てると良いですね。
他にも気になるようであれば事前に予備講座の先生や、2級講師に聞いておくとけっこう教えてくれます。
講師として自分が一生懸命教えた生徒には受かって欲しい様子。
自分の考えや関係のない宣伝を入れるのはNG
もし「整理収納アドバイザー1級2次試験」に落ちるとしたら、これが原因。
協会のセオリーに従わず独自のやり方で片づけを進めたり、
自分が良いと思う商品を勝手にPRしたり、
お片付けとは関係のない自分の思想を発表に入れ込むことはやめましょう。
プレゼン・発表の具体的な中身は?
お片付けで使った収納ケース・ハンガーの数や値段・サイズまで資料に入れている方や、
お片付け終了後に1ヶ月後などにも、きちんとその片付けた状態をキープできているか?なども入れている方もいました。
皆さん工夫いっぱいの発表で聞くのも楽しかったです。
私は子ども部屋のお片付けで簡単に済ませましたが、中には知り合いの方のお家を丸ごと片付けた方もいてレベルの高さに圧倒されっぱなしでした。
まとめ:試験対策をすれば合格は難しくない
地方から来ている方もいらっしゃり他の方からものすごい気合いを感じました。
きちんと試験対策をすれば合格はそれほど難しくはないと感じます。
対策・準備が大変だと思いますが、応援しています。
- 1次試験はノートを通読し、アプリを繰り返す
- 澤先生の日本語のルールに従って理解する
- 2次試験は、協会のルールに従い片付けが行われていること
- プレゼンスキルは問われない・資料の文字数は多くても良い
- お片付けと関係ない思想・宣伝を入れ込むのはNG
おわりです。
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