お金に疎い40代女がFP=ファイナンシャルプランナーさんにお金の相談をしてきました。
その有料相談の結末とFPを利用するコツを学びました。
FP相談が無料なのは保険に入ってもらうことで保険会社からコミッションをもらえるから。
- FPさんからの実際の有料アドバイスの内容
- FPさんはお金の知識が豊富なのでいろいろ教えてもらえる
- 一方でFPさんは保険の代理店でもあり保険を売ることでコミッションを得られるため、素晴らしい営業トークで保険を売ってくる
- うっかり保険に入りそうになった
- マネーリテラシー(金融知識)がないとカモになる
- 面倒でも最低限のマネーリテラシーは身につけるのは大事
- FPさんの立場とスキルを把握した上で上手にサービスを利用しよう
コミッションとは?手数料・紹介料
FP相談はなぜ無料?受けてみたメリット・デメリット
前回記事はこちら↓
では最初にメリットとデメリットをお伝え。
詳しく説明していきます。
FP無料相談に感激し、詳細なアドバイスをいただくことに
とても感じの良いFPさんで信頼出来たので、有料相談を受けることに。
ちなみに保険に入れば相談料は無料です。
相談のテーマは以下の通り。
- 現状把握
- 自分の資産形成を自分の収入の中で
- 今後のお金管理のアドバイスが欲しい
私個人でのコンサルティング依頼となりました。
ちなみにダンナが来ない理由は、
でもダンナの言うことはあながち間違ってもいなかったと後から気がつくことに・・・。
しかも自分の相談内容ショボすぎ&不要不急な感じ。
FP相談の具体的な提案内容
FPさんからの具体的なアドバイス内容は以下の通り
-
- 長期的な老後生活のために資産運用を考える(長期・国際・分散投資)
- 現状は円建て資産のみの資産、将来的な資産のバランスから、外貨建て(USドル建て等)の資産形成のボリュームを増やす
- 確実に貯蓄をする仕組みを作る(毎月10万は貯められるので引き落としで)
- 今後貯蓄の25%は投資にまわす
マネーリテラシーが高い人にとってみれば、当然の事かもしれません。
しかし私には「へぇ〜」と思うことばかり。
お恥ずかしいのですが、知識がなさすぎて、
- ネット銀行ってどうやってお金下ろすの?
- ネット銀行はどこが良い?
- 米ドルで資産を持つ意味は?
と言うショボい質問にも丁寧に答えて頂きました。
ネット銀行はどこでお金を下ろすかも知りませんでした・・・。(恥)
パソコンから下ろすのかと思ってました。←だから下ろせないのかと。
早速後日、楽天銀行と楽天証券に口座を開設。
SBIも使い勝手が良いと言われ、実際FPさんは両方使ってるとのこと。
私は楽天カードを使ってるのと評判をチェックして楽天証券にしてみました。
医療保険と外貨積立保険加入を提案される
FPさんのご提案の中で保険への加入を提案されました。
提案されたのは以下の二つ。
- 某掛け捨て医療保険(3大特約つき)掛け金5,000円位/月
- 外資保険の米国ドル建介護保障付終身保険(低解約返戻金型)32,000円位/月
医療保険は「毎月5,000円はちょっと・・・」としぶったところ、
後日2,500円位のプランを提案されました。
この辺りは希望を伝えると保証内容や掛け金は調整してくれます。
ちなみに「ネット保険の方が安いんじゃ?」と聞いたら、
CMをバンバン流してる某ネット保険会社は、
CMのコストが掛かっているから提案いただいた方がお勧めとのこと。
実際比較してくれ提案された保険の方が保障条件も良く、掛け金も安かったので驚き。
ネット保険は安いイメージがあったが単なるイメージだった
私は今現在、民間の医療保険に入っていません。
入るの面倒&ダンナにも必要ないと言われてたけど、もう年だし入った方が良いのかな〜?と思ってました。
何かあった際の資産を守るシナリオが脆弱と言われました。
「貯蓄と保障と外貨建てがまとめて出来ちゃうのか」
「あんまり考えなくて良いから、便利だなぁ」
「歳を取ったら、お金が入ってくるから老後も安心かしら?」と思いました。
↑マネーリテラシーの高いあなたはこの文章を鼻で笑うのは百も承知。
ダンナがしっかり貯金をしているため
大きく準備する必要はないと言われつつ
3大疾病の保障が私にはついていないため
入院治療費は一生涯保障に入った方が良いと言われました。
その場では決められないので持ち帰ることに。
マネーリテラシーの高いダンナに一蹴される
マネーリテラシーが高いダンナに保険の相談をしたところ
「医療保険も外貨建て貯蓄型保険も入る必要ない」と一蹴されました。
資産を日本円から外貨に移したいのであれば、
- ドル建て預金を持つもしくは、米国株・米国債を買えばOK
- 途中解約したらごっそり持ってかれる保険に入る意味ある?
- 60歳前に解約したらマイナスって損しかない
- そもそも保険会社が運用するだけ。自分で運用すれば良い。いつでもそのお金は使えるし
- 手数料がバカ高いの分かってる?
などと説明されました・・・。
実際はもっと丁寧で分かりやすい説明です。
ダンナの説明を聞くと入ろうと迷ってた自分がアホみたいな気分に。w
なんちきさんのブログを思い出し、リベ大を知る
マネーリテラシーの低い自分はダンナの言うこと全部信じてしまって良いのかしら?
なんか別の人の意見も聞きたい。
そうだ!ブログ仲間のなんちきさんが記事書いてたなと、
リベ大の学長・両さんを思い出しました。
そこで早速Youtubeを検索。
ダンナの言っていることとほぼ同じでした。😱
疑ってゴメン。
私はマネーリテラシーの低いカモネギ女でした。
早速お金の勉強のために本を買いました。
ベストセラーだそう。
なんちきさんありがとう。
- マネーリテラシーが低いとプロのセールストークにあっさりのせられるかも
- 最低限のマネーリテラシーは身につけないと危険
ちなみにソフトバンクでも窓口のお姉さんに「絶対50GBあった方が良いですよ!」と力説され、ホイホイ入った自分・・・。
今回FPさんから指摘されプラン変更しました。実際使ってたのは多くて5GBくらいでした。
今回の保険もホイホイ入る寸前でした。w
FPさんを賢く利用する方法
FPさんはお金に詳しいことは確か。
しかし相談者の利益最優先ではなく、FPさんの利益になる保険を当然すすめてきます。
お仕事の一環でボランティアではないわけで。
しかも、あなたの資産状況や性格・マネーリテラシーレベルもバレバレの状態で。w
親切なFPさんであればあるほど、
「私のために良い保険を探してくれて、最適な提案をしてくれたんだ!」と恩義を感じる相談者も多そう。
私が相談したFPさんは独立系で実績豊富で、優秀な方であることは確か。
固定客もたくさんいて本当にちゃんとした方です。
提案された医療保険は条件的にも良いものでした。
ただオススメされた保険についてマネーリテラシー(お金の知識)があれば、貯金がある自分にとっては必要がないと見抜けます。
後日断りましたが、それに対して何か言われることもありませんでした。
FPさんの立ち位置・特徴をしっかり理解した上でうまく付き合う必要があります。
ちなみにFP相談料は保険に入ると無料で入らない場合は1万円位
続けて具体的に賢くFPさんを利用する例を挙げていきます。
配偶者のお金に対する意識を高めたい場合
例えば夫婦間で、もう一方が散財しがちで貯金が出来ない。
夫婦の目標やベクトルを合わせたい場合、FPさんに相談することは極めて有効です。
事前にFPさんと相談して作戦を練ることも出来ちゃいます。
夫婦の話し合いで感情的になったり、相手がちゃんと聞いてくれないなんてこともありますよね?
そんな時は第三者かつプロの目線が入るのはとても心強いもの。
ライフプラン年表を作ってくれるので、
お金の貯め時やお金が掛かる時期なども可視化されます。
赤字家計の場合はリカバリー方法なども具体的に明示してくれますし、
いろんな顧客の事例をご存知ですので、具体例をあげてくれとても参考になります。
選択肢を提示し選べるので、強制感はありません。
住宅ローンの借り換えをしたい場合
私のママ友はFPさんに相談した結果、住宅ローン残高を外車一台分下げられたそう。
我が家の場合は団信特約が追加でつけられると言われました。
家(マンション含)を購入した際に稼ぎ頭のダンナさんが亡くなった場合、残りのローンを払わなくて良い保険に通常入ります。
その「死亡保障」に加え、金利を同じもしくは下げた上病気や障害が残った場合なども細かい有利な条件を追加出来るとのこと。
FPさんはお仕事柄、各社ローンの商品知識がとっても豊富。
その時々で、一番安い金利が分かり&利用者にとって有利な特約を追加でつけられるのは代理店契約を結んでいるFPさんならでは。
ネットのリサーチだけではこの条件は難しいと感じました。
掛け捨ての生命保険に入りたい・変更したい
すでに保険に加入しているもしくは掛け捨ての生命保険・医療保険に入りたい場合はFPさんが各社の保険を比較してベストな保障内容を提案してくれます。
保険にはその時々でトレンドがあるそうで、
- 入院一時給付金がついているもの
- 入院の日数が有利なもの
など細かい条件で差がある加入者に有利な保険で、なおかつ掛け金が安いものを提案してくれます。
私が提案された保険は広告をほとんど出していないものでした。
代理店経由を中心に売っている保険だと思われます。
なので最初から保険に入るつもり、もしくは保険の見直しを予定している場合はFPさんに相談するメリットは大きいと感じました。
FPさん相談の仕方でのNG例ー全部お任せは危険ー
一方で、良くないFPさんのお願いの仕方とはなんでしょう?
それは私が身をもって体験した通り、
マネーリテラシー(お金の知識)ゼロのまま、
「プロだから全部お任せ」状態で相談をしてしまうことです。
具体的には以下のような例
- お金のことがよく分からないから、いろいろ相談してアドバイスを受けたい
- お金のプロが選んでくれる自分に合うものに違いない
- いろいろお任せで得する方法を教えて欲しい
などですね。
またFPさんによっては、
計画のツメが甘い提案をしてくることも。
少しでも疑問がわいた場合は、
他のFPに相談してみたり、自分で少しでも勉強をする姿勢が大事だと感じました。
最後に決めるのも守るのも自分(もしくは自分の家族)
当たり前と言えば当たり前ですがそういうことも分かってませんでした。💧
主婦系雑誌で投資や保険の記事がないのはどうして?
私は主婦向け雑誌を読むのが好き。
家計管理はいつも人気のある記事ジャンルで、どうやって貯金を増やしたかの節約技がたくさん載ってます。
でも今回の経験を通じ、主婦向け雑誌に保険や投資の記事がほとんど出ない理由を知りました。
保険や投資の話が主婦系雑誌に取り上げられない理由
保険会社は雑誌・出版社にとって大事な広告主だから
保険会社にとって不利益な内容は載せられないのです。
マネーリテラシーが低い人が多いままでいてくれた方が保険会社や金融機関にとっては何かとプラス。
まとめ:マネーリテラシーは身につけないとカモになる
なんか面白そうだから「お金のプロであるFPに相談をしてみたい」と思って実際に相談してみました。W
良い経験でした。
私の周りでマネーリテラシー(お金の知識)が低い人たちを走馬灯のように思い浮かべました。(自分もですが💧)
- 地銀の窓口でオススメされた投資信託をやってる母と兄
- 祖父から相続した証券口座で、オススメされた新興国の外国債をホイホイ購入しお金を溶かした父
- 保険の外交員に勧められるままに毎月5万以上の生命保険料を払っているママ友
- 学資保険・生命保険に入りまくりで少ない生活費をまわすインスタのお金アカウントの主婦
- お金を増やすためとやたらFXを勧めるインスタのお金アカウントの主婦
- お金アカウントの素人にさらにお金の相談をする別の素人
インスタのお金アカウントはたくさんあって時々見てましたが、
間違った情報も結構あることに気がつきました。
マネーリテラシーがないとカモネギになる危険性アップです。
カモネギとは?鴨がネギをしょってくる・獲物がまんまとやってくること
- FPさんの立ち位置とスキルを理解した上で相談しよう
- 住宅ローンの借り換え・保険の変更にはとても有効
- なんとなく相談や全部お任せはデンジャラス
- 最低限のマネーリテラシーは身につけないと金融・保険会社のカモになる危険性アップ
お金にあんまり興味があるわけではないのですが、
資産を守るためにも最低限のマネーリテラシー(金融知識)は身につけたいと感じました。
家計改善に興味がある方に
固定費削減が家計改善のキモ。
その効果が一番大きいのは、保険の見直し。
ぶっちゃけものによっては入る意味がない保険もあるのでご自身でも勉強してみて下さいね。
その上で見直しを検討される場合、FP相談は対面や個人情報の開示が必要になります。
そのハードルが高い方はまずはパシャって保険診断 – アプリで保険料ダウン、保障アップ
アプリをインストールし、
手元にある保険証券や保険の設計書を撮影して送るだけで、
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個人情報は一切不要なので、勧誘の心配がありません。
さらに一歩進んで、
私のようなFP・コンサルタントに相談したい場合、
いくつかの質問に答えるだけでぴったりのコンサルタントの紹介も受けられます。
↑後からちょっと売りたい保険すすめてきたやないかーい!と思いました。
実際、私のとあるママ友はどうやら保険を掛けすぎている様子。
他のママ友から聞きました。←なぜかこういう情報がまわってきた。笑
プライベートなことなので「保険の掛けすぎみたいだよ」なんて口が裂けても言えません。😱
「保険営業や保険ショップのFPになんだか不信感がある」
「本当にこの保険で良いのかな?」という方はチェックしてみてはいかがでしょう?
\匿名&無料でサクッと診断/
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
おしまいです。
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