「家事代行でタサン志麻さんみたいな人に来て欲しい!」って思いますよね?
家事代行会社での経験がある自分が「どうすればタサン志麻さんみたいな人に来てもらえるか?」頼み方のコツををお伝えします。
記事の結論です。
- プロの料理人はとってもハードなので家事代行で働く人も多い
- 完璧なスタッフさんはいないので、どんな料理が食べたいか考えてみる
- キッチンを使いやすく整え、道具や調味料はきちんと揃える
- 好みや希望は細かく伝える
- そのスタッフの真価が分かるのは、2回目以降から
- 良い方は出来る限り手放さず、定期サービスで来てもらう
詳しく説明していきます。
タサン志麻さんみたいな人に家事代行で来て欲しい
個人的な見解では残念ながら志麻さんご本人に来ていただくのは、相当難しいと思います。
詳しい理由はこちらの記事にも書いてます。
主な理由は以下の通り。
- メディア撮影・出版準備で忙しい
- 新規顧客を開拓する必要もない
夢を見せるのがテレビですしね。
タサン志麻さんご本人ではなく、
タサン志麻さんみたいな人に来てもらうチャンスは結構あります!
プロの料理人の仕事は結構ハードなので家事代行は働きやすい
私が家事代行会社で働いていた時、お料理スタッフの登録面接もしていました。
お料理が好きなら「調理師」や「コックさん」になれば良いのにと思うかもしれません。
しかしタサン志麻さんのような人が、家事代行でお料理をする理由があるのです。
料理人・コックさんは長時間労働&立ち仕事。
そのため、特に女性は長く続けるのが難しいお仕事だと感じました。
仕込みにも時間がかかります。
ランチとディナー営業だとしても毎日10:00位から出勤し、ランチ後はまとめて休憩が取れますが、
閉店時間まで働くのは当たり前。
土日も休みがほとんど取れません。
交代やシフト制が取りやすい有名な大手の高級レストランに勤めていた方でも普通のオフィスワークの方よりは、大分休みが少ないなと感じました。
さらに個人経営のレストランになると、定休日以外は全く休めません。
レストランによって、仕込みもいちからするのか外注するのかも異なります。
仕込み専門業者に依頼をしたフォンドボーなどを使って、お店で作るのはちょっとだけ。
そんな盛り付けが中心のレストランなどのお話なども聞きました。
お客様の来店具合によって食材のロスもありますし、仕入れや原価率の計算、アルバイトや従業員の勤怠管理、給与計算など。
お店の人気を維持するのも大変ですし、お料理が好きなだけでは難しい・・・。
料理人のきびしさをヒシヒシと感じました。
だからこそ純粋にお料理が大好きで、
お料理に集中したい人にとっては家事代行はとっても良いお仕事。
お客様にも喜んでもらえますしね。
- 料理の世界は長時間労働が当たり前
- 店の運営もやることがたくさんあって厳しい世界
- 家事代行は料理が好きな人にとっては料理に集中できる良いお仕事だった
お料理上手のスタッフさんは結構いる
上記の理由からも家事代行にはお料理が上手で、料理が大好きなスタッフさんが結構いるなと驚きました。
なので他に良い方を見つけてみましょう!
私が実際にお会いしたお料理のスタッフさんは以下の通り
- 元プロの料理人や調理師免許や栄養士免許を持っている方
- 料理教室の先生・調理学校で教えていた方
- 寮母さんで料理をしていた方
- まかない料理を作っていた方
など様々な経歴の方がいらっしゃいました。。
普通の主婦でもお料理が好きな方で、とっても上手な方もいます。
いろんなお料理の経験を資格を持った人が登録している
個人的に資格にこだわる必要はないと思います。
相性もあると思うのですが、複数のスタッフが同じお客様のところで仕事をした際に
評価が高かったのは実はプロや有資格者ではなく、
主婦の経験のみスタッフということも家事代行あるあるです。
お料理家事代行でどんな方に来て欲しいか、考えてみる
料理が得意な人は、下記のようなことが自然に出来る人が多いと思いました。
- 食材、調味料、食材との相性の良い組み合わせが自然に分かる
- よって献立がどんどん思いつく
- 手際が良いので、品数が多く作れる
- テレビやクックパッドでチラッと見た料理を再現&アレンジ出来る
お料理が好きな主婦の方でも同じ位出来る方はいます。
- 洋食? 和食?
- 品数勝負? クオリティ重視?
- 作り置きが良い? その場で食べたい?
- ガッツリ系? あっさり系?
どんな料理が良いのかかざっくり考えておきましょう。
ちなみにタサン志麻さんは、洋食系で(和食もお作りになられますが)どちらかというと子供がいる50代くらいまでのご家族が良いのではと思います。
ご高齢の夫婦向きではないのは作る傾向からわかります。
それでもレベルの高いスタッフさんは研究してお客様の好みに合わせてきます。
お料理家事代行の頼み方のコツ
ではお料理家事代行の頼み方のコツについてお伝えします。
下記の記事を読むと分かると思うのですが、環境がとっても大事です。
キッチンは使いやすいか?整理されているか?
レストランの厨房はちゃんと整理されていて、どこに何があるか分かりやすいですよね。
それと同じく片付いているキッチンであれば、スタッフさんも料理がスピーディーに出来ます。
お客様により「この道具がこんなところに?」と、分かりづらい方も中にはいます。
前行ったお客様宅はパッと見は片付いてるのですが、棚の中は詰め込み系で、食材が分散されていて分かりづらかったです。
規則性を持たせてお片づけをするのが良いと思います。
ちなみにこの本はキッチンのお片づけに特化した本なのでオススメ。
もちろん家事代行や整理収納サービスでお片づけを依頼するのもアリ。
慣れれば大丈夫なので、出来る範囲で。
最低限シンクは空にし、作業台の上も空けておくとやりやすいです。
- お願いする時はシンクを空にしておく
- 出来る範囲で規則をもたせて片づけておく
調味料は揃っているか?
調味料は出来れば質の良いものをそろえておいて貰えると助かります。
出来れば醤油もアミノ酸などの添加物が入っていないもの、
みりんは本みりん、
料理酒は料理酒であっても塩が入っていない純米料理酒の方が使いやすく味も良いです。
原材料を見て材料の数が少ないもの、アミノ酸が入ってないものがオススメ。
オイスターソースなどは入っているものが多いと思うのであくまでご参考までに。
注意)オイスターソースを普段使わないならそろえる必要はないです。
絶対ダメというわけではないですし、そうであっても臨機応変に対応するのが家事代行スタッフなので。
調味料が良いと料理の味のレベルが上がります。
ほんだしを使ってOKのお客様もいれば、天然だしでなど求める内容が異なります。
困るのが醤油や酢を切らしているなど基本的な調味料も、
ほとんどない場合があってとっても困ることも時々ありました。
調味料は質の良いものを一通り準備すると料理の味にも差が出る
ベストパフォーマンスを求めるなら必須ですよ。
キッチンツール・道具は揃っているか?
鍋やフライパンやボールの数が少ないと、
一回毎に洗わないといけないため、スピードはだいぶ落ちます。
タサン志麻さんクラスの方が来ても道具が少ない家だと大ブレーキがかかります。
ガスコンロの数も影響します!
タサン志麻さんクラスの方だとガスコンロ3つとオーブンやレンジなども駆使しての、
ベストパフォーマンスであの品数と考えてください!
事前に家事代行会社の人に聞くか、
スタッフさんに一度来てもらって要望を聞き、
あった方が良いものは出来る範囲でそろえてあげると、
パフォーマンスは上がります。
キッチンツールがちゃんとそろってるとパフォーマンスも上がる
お料理家事代行での好みは細かく伝える
家族構成、好きなもの、嫌いなもの、使って欲しくない食材。 ボリューム感は?
味は薄め希望かなど。
ちなみに私の場合は和食中心で味は薄め、
特に砂糖を控えめにして欲しいと伝えました。
お客様によっては、砂糖を一切使わないでと言う方もいらっしゃいます。
私好みのヘルシーな和食を作るスタッフさんがいましたが、
とあるお客様からは3歳くらいの子供が食べないからと、
洋食系で子供が好む料理希望で、
私が美味しそうだなぁと思うメニューも、
お客様にこれはもう作らないでと良く言われていたので、
やっぱり好みは全然違うんだなぁと感じました。
真価が分かるのは、2回目以降から
アウェーのキッチンで最初からベストパフォーマンスを求めるのは
厳しいものがあります。
食べてみて希望や好みを伝え微調整をし、
2回目以降から徐々に自分好みにしていくその手間が大事です。
ママ友がお願いした時は元イタリアンレストランで働いていた方で、
1回目から料理もすごく美味しく品数も多くて大満足だったそうです。😊
それはラッキーなパターンです。
片付いていて新しいお家なのでキッチンはとても使い易かったと推察されます。
3回通っても味や品数、センス的にうーん💦と感じた場合は、
相性が合わないと思って別の方に変えるのがオススメです。
お料理は特に好みの差が顕著です。
3回通うまでは出来るだけコミュニケーションを取り、
お料理を作りやすい環境を整えてあげて下さい。
お料理家事代行で良い方は手離さない
家事代行で気に入った場合は手離さないことをオススメします。
「このスタッフさんすごく気に入った!」と思ったら、
定期契約に持ち込みましょう。
迷ってるうちに他のお客様で定期契約が決まってしまったり、
富裕層のお客様に気に入られると週に何日も入ってしまい、
スケジュール的に押さえられなくなってしまう例を沢山みてきました。
人気の人はあっという間に埋まって空きがでません。
予算が折り合わなければ、隔週などでも大丈夫な場合もあります。
あの時のあの人が良かったと言っても空きがなければ、
入ってもらえません。
またスタッフさんも働くお客様を選ぶ権利があるので、
お互い気持ち良い関係となるよう配慮して下さいね。
お料理スタッフさんとの出会いは一期一会なので良い方は手離さない
良い出会いがありますようにお祈りしております。
実際にお料理家事代行を頼んだ時のスタッフ&自分の感想
私の場合は、
スタッフさんに感想を聞いたら
調味料と食材はすごくそろっていて驚いた。
ダンナが料理をするので、
ナンプラー、バルサミコ酢、ワインビネガー、ガラムマサラ、クミンシード、バジルもあります。
キッチンも整理されていて使いやすかったけど、
鍋の数やキッチンツールの数が少なめだったので、
スピーディーにお料理が出来なかったと言われました。💧
因みにボウルとザルの数は大中で2x2でした。
鍋もミルクパン、小鍋、中鍋、圧力鍋、大鍋ひとつ、フライパン1つだけです。
注意)お料理家事代行依頼時時の数です。フライパンはその後増やしました。
その時に来てくれたのは、
栄養士と調理師免許を持った和食が得意なスタッフさんでした。
和食以外は苦手だそうです。
頼んだのは作り置きではなく夕飯としてと出来れば作り置きもとお願いしたら、
3時間で8品くらい作っていただき、全部とっても美味しかったです。
注意)仕事柄何度かお願いしてます。
余談ですが品数にこだわりすぎると、
茹でブロッコリーやほうれん草のおひたしも1品カウントです。
まとめ
いかがでしたか?
以下まとめです。
- プロの料理人はとってもハードなので家事代行で働く人も多い
- 完璧なスタッフさんはいないので、どんな料理が食べたいか考えてみる
- キッチンは使いやすく整え、道具や調味料はきちんと揃える
- 好みや希望は細かく伝える
- そのスタッフの真価が分かるのは、2回目以降から
- 良い方は出来る限り手放さず、定期サービスで来てもらう
この記事が少しでもお役に立てたらとても嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
おまけ・私のオススメする家事代行会社
タサン志麻さんが所属するタスカジさんは家事代行会社ではなく、
マッチングサイトです。なので自分で探さないといけません。
私も何度かチャレンジしたのですが、
お願いしたいと思った方はほぼ埋まってました。
なので家事代行会社であれば【CaSy】を強くオススメします!
カジーはシステムが素晴らしくスマホやPCからの手続きが楽です。
人件費がかからないためこの価格を実現出来ると感じます。
特にお料理家事代行の利用は強くオススメします。
実際に働くスタッフさんとのやりとりがチャットで行うことが出来、
好みなども事前に確認できて、お料理の写真なども送られてきてメニュー提案もスムーズだったそうです。
ちなみに前いた家事代行の会社はシステムがないので基本お客様とスタッフさんの間に入ってやり取りをするのですが、
いちいち電話やメールで間に入るため伝書鳩のようでした(笑)
なので余計にカジーのチャット機能は羨ましいと思ってました。
↓カジーのサイトチェックはこちら↓
家事代行を身近に感じていただけると嬉しいです。
良いお料理タッフさんと出会えることをお祈りしております。😊