「どんな勉強法が効果的なんだろう?」って思いますよね。
自分が大人になってから勉強法の本がたくさんでましたが、昔はありませんでした。
だから今の若い人たちがうらやましいです!
いろいろな勉強法の本の中で、今回ご紹介する本の「東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」の著者である山口真由さんは、
同じことを本の中で繰り返しおっしゃってるのでそのうちの1冊を紹介します。
山口さんの本は何冊か読みました。
この本はうわさの7回読み勉強法から、
山口さんの勉強ヒストリー、メンタルコントロール術、頭がいい人がしていることなど内容盛りだくさんです。
- 著者の山口さんの勉強への気合いがハンパない
- 著者の山口さんは勉強していない時期はない
- 人生の成功者は「人生が平坦になる」らしい
- 著者の山口さんは向上心の塊だった
実際に7回読み勉強法を試してみた感想もあります。
「7回読み」勉強法とは?
では早速勉強法を。
「30分の流し読み」を7回繰り返そう。
私の場合、300ページ程度の本を、1回30分程度で読んでしまいます。(中略)
単なる流し読みです。
本に詳しく勉強法のアレンジの仕方が書いているのでご確認いただければ。
特に数学はそのやり方・考え方にちょっと驚きました。
その他7回読み勉強法の素晴らしさも本に詳しく書いてあります。
- ヤマを張る必要がない
- 要点を掴もうとしなくても良い
など、なんと言うか「木を見て森を見ず」と言う言葉がありますが、山口さんの勉強法は「森を見てから、木を見る」感じで、奥が深いです。
実際に7回読み勉強法をやってみた!
自分が実際に試してみた本はこちら↓
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
ちなみにページ数は671ページです。
苦手な文法をなんとかしたいと英文法の参考書の名著である「一億人の英文法」を7回読んでみました!
この本は文法が苦手な人が通読するにはめちゃくちゃオススメの本です。
山口さんが言うよりめちゃくちゃ時間が掛かった
山口さんは300ページの本を30分程度で読むとのことでしたが、自分は空き時間に読む感じなので大体1周目を読むのに7日間かかりました。
いやいや、自分は読書バカで本を読むスピードには自信があるのですが、山口さんはさらに猛スピードなのではないのでしょうか?
子供もいてフルタイムで仕事をしているので、まとまった時間が取れないと言うこともありますが・・・。
全体像が頭に入るのはバッチリ
覚えようとして読むわけではなくサラサラとお茶漬けのように読めるのが気持ち的にもラクでした。
で確かに1回目だと理解も記憶もうっすーい感じなのですが、5回目くらいになってくるとしっかりと内容と知識が定着してくる感がありました。
7回もそれをやるわけですから、バッチリです。
特にこの本は「a」や「the」の使い分けなどの冠詞の説明が素晴らしく、自信がつきました。
森を見るって大事だし、全体像をつかむのは深いなぁとあらためて感じました。
でも結構時間は掛かるのでぶっちゃけ7回読むのはシンドイです。
若い時に知りたかったけど、年取ってからでも使える
「若い時に戻れたら、教科書全部7回読んで良い成績取ってみせる!」と思いましたが、
残念ながら、もう戻れません・・・。
それでも学びたいことがあれば使える内容です。
特に読書好きは知っておいて損はない勉強法です。
優秀な人ほどあれこれ手を出さず、同じ参考書や問題集を繰り返す傾向が強いと思うので、真似したいなと思いました。
著者山口さんの向上心と努力がハンパない
驚くのが山口さんの勉強へのモチベーションの高さです。
本を読んでいる限りでは、勉強していない時期はほぼゼロです。
やっぱり優秀な人はボーッと時間を過ごすなんてないのですね。
強迫観念のようなものを感じます。
目標を達成したあともレースは続く。努力と向上心を捨ててしまうのは禁物。
など著者の山口さんは常に努力の手綱を緩めることは全くありません。
だからこそ、
大学3年で司法試験に合格し、その後国家公務員Ⅰ種試験合格されています。
山口さんは本を読んでいると天才型ではなく努力でカバーしてきた感じなので、山口さんが提唱する勉強法は説得力があります。
でもぶっちゃけちょっとビビるのが、
フェイスブックにも数値化した目標を設定
など山口さんがおっしゃる通り、いたるところに努力と目標設定をされているのが凡人との違いを感じてしまいました。
社会人は、毎日が小テスト!
ここまで来ると突き抜けてますよね?
特に驚いたのが山口さんの他の著書で、
彼氏との付き合いにも同じ考えを適用されていたので、彼が疲れて別れてしまった的なエピソードもありちょっと納得でした。(笑)
著者の山口さんはテストと目標設定の鬼だった
なぜにここまで頑張るのかナゾです。でも結果が出てるのがすごいです。😊
成功者は人生が平坦になるらしい
著者の山口さんの知り合いの東大卒のエリートのセリフです。
あらためて考えてみると僕も欲しいものはなにもない。人生はどんどん平坦になる。
この「人生が平坦になる」って感覚、私は「すごくわかる!」と思いました。
自分は40過ぎて全く平坦ではないので、
ここのくだりを読んで「しまった!全く平坦じゃない」と感じました。
これが若い時の努力の差なのでしょうか?
何気に刺さる文章です。。。
「頭がいい人」がしていること
これは第1章のタイトルです。
「頭のいい人」になれる最良の手段は、「勉強法」を身につけることである
これ年取ってから気がつきました。勉強が出来る人=頭が良い人ではないんですよね。
もちろん頭が良いから勉強が出来る部分もありますが努力でカバーする部分もたくさんあるなと知りました。
なので早い段階から、自分に対する自身と確実に成果の上がる勉強法を身につけるのでは大きく人生に差がつくことを痛感していますし、
山口さんもそうおっしゃってます。
「できるに違いない」からこそ「頑張る」ことが必要
最近、読んだ本でヤンキーは失敗体験を積み重ねており、
成功体験をしたことがないから、
頑張らないし頑張る意味が分かっていないとあってちょっと納得しました。
勉強には苦痛が伴う。しかし成功体験が積み重なれば、喜びと自信が生まれる。
自分は若い時、プチ毒親の母に「私はダメな人間」と刷り込まれて育ったので、勉強してもどうせバカだからとか思ってましたが、
大人になってからそれは気のせいだったと気がつきました。
やっぱり優秀な方は自分に対する揺るぎない自信が違うんですよね。
これは子育てにうまく生かしていきたいです。
まとめ
いかがでしたか?
人生やり直して勉強したいと思いますが、大人であっても勉強は必要なので、
人生100年時代で勉強を続けていきたいと改めて思いました。
お子さんの受験勉強方法にも役立つと思うので気になったら手に取ってみてくださいね。
- 勉強法を身につけ、成功体験を身につければ良い循環になる
- 優秀な人は自分の能力に対する自信が揺らがない
- 7回読み勉強法はいろいろな勉強にも応用可能だった
- 著者の山口さんの向上心が突き抜け過ぎていて軽くビビる