そんな疑問にお答えする記事。
私は田舎育ちで高校まで公立でした。大学は私立。
東京に住んでるものの中学受験は興味もなく関係ないと思ってました。
どこかのお金持ちや意識高い系の家庭がするものだと思ってました。
- 中学受験をする子が増加している理由
- 高校から入れるところが少ない&減ってきている
- 内申点の影響が大きい
- 公立だと大学受験対策が私立に比べて劣る
中学受験をする子が増加している理由
中学受験をすることを決めたのはダンナ&本人ですが、
首都圏に住んでいると他人事というわけには行かなくなります。
公立も含め高校から入れる学校が減って来ている
中学受験をせざるを得ない一番の理由はコレ。
公立も含め「中高一貫高」が増えてきています。
特に女の子の方が顕著。
それに比例して高校から入れる学校の数が減ってきているのです。
良い高校に入ろうとしてもそもそも募集をしていなかったり
思った以上に狭き門だったり。
これが中学受験をせざるを得ない理由の一番の理由。
公立の中学校だと内申点での評価が大きい
内申点はご存知の方も多いと思います。
調査書とも呼ばれますね。
入学者選抜試験を行うに当たっては、各教科・科目の評定ほか、調査書の記載内容を点数化して処理し、評価の対象とすることがある。この点数のことを、俗に内申点(ないしんてん)と呼び、一般に、受験生の合否に影響する。
wikipediaからの引用
高校入学に当たり、全科目の成績に加え生活態度や生徒会活動なども加えて先生からの評価が入ります。
うちの子は「体育」が苦手で「音楽」もキライ。
良い高校はただでさえかなり狭き門な上に、受験の点数に加え「内申点」でのしのぎ合いになるというウワサ。
単なるウワサかも💧
全方位的に品行方正なお子さんだったらOKなのかもしれません。
しかしうちのように個性的でブッとんだ息子はムリだなと感じました。😂
先生との相性もありますし。
内申点がなくなれば良いのにと思います。
入れる学校が減っている上に「内申点」が大事。
あせる親子が多い状況に追い込まれている気がします。💧
予測がつかないからでしょうか?
逆におおらかな先生からは「面白い」と可愛がってもらえる事が多いです。
人脈が出来る・良い教育環境を与えられる
ダンナも高校までは地方の公立。
大学は首都圏の某国立大学。優秀なところ。
そんな旦那が言うには、
周りの中高一貫高出身の方々は
- 自分と教育環境が全然違う
- 人脈がすごい
と何かと恵まれてると感じるそう。
都会に生まれた息子に選択肢があるのであれば、選ばせてあげたいのが親心。
またママ友の旦那さんの東大理Ⅲを現役合格されたご主人様は、
高二で高校の授業は全て終了し、高三はひたすら受験対策だったそう。
周りも優秀で、環境がとてもプラスだったとのこと。
田舎の公立高校出身者としてはとても恵まれてるなと感心します。
私立の方が受験対策もしっかりしており何かと対応がきめ細やかですね。
東大理Ⅲを現役合格した人にグイグイ話を聞いてみた記事↓
まとめ:教育格差を生む体制は疑問
多分田舎だったら、我が家の場合は絶対に公立行ってたはず。
都会に住んでいるばっかりに中学受験の波に乗ってます。😅
マンガ「二月の勝者」でも
- 誰でも塾に通えるわけではい
- 中学受験は不公平なシステム
と言うようなセリフがありました。
>>中学受験をするなら読んでおきたいマンガ「二月の勝者」の紹介
激しく同意。
中学受験にチャレンジできるお金があるかどうかで進路に影響する状況は個人的には疑問。
でもやるからには希望の学校に受かってほしいものです。
とまあ複雑な親心。🙄
- 内申点がなく高校から入れる学校が多ければ中学受験をしない子が増えるはず
- 様々な理由が絡み合い中学受験は過熱傾向
- 中学受験の試験のレベルも高度化してきている
- 中学受験を決めた家庭もいろいろな状況下に置かれている
努力はムダにならないと思いますし、
楽しい学生生活を送ってほしいと親として願うばかり。
教育格差を解消するためのNPOを紹介
日経新聞に載っている記事に感銘を受けたので紹介します。
タイトルは「教育格差、負の連鎖止める」
経済的理由で学力を伸ばせず人生の可能性が閉ざされる。
そんな教育格差の連鎖を止めたいとの思いから代表の李さんはNPO法人ラーニング・フォー・オールを設立されたそう。
荒れた学区の中学校に入る予定だった李さんに対し
担任教師の強い言葉がその後の人生を変える。
「あなたには東大に入る学力があるはず。しっかり勉強できる環境に身を置きなさい」
日経新聞 1月20日朝刊からの引用
この担任の先生は、李さんがとても優秀な子だと見抜いていたのですね。
そのおかげで彼は猛勉強し中高一貫高の特進コースへ進学し、その後東大へ。
以前、東大理Ⅲに現役合格された方にお話を聞いた時も、
「自分がいた環境が良かった。周りも勉強するから自然に勉強した。周りから良い刺激を受けた。環境大事」
とくり返しおっしゃっていたのが印象的でした。
学ぶ機会を与えられた幸運に気づかされたのは、高校1年のときの小学校の同窓会だった。
4年前まで同じ教室で机を並べていた子ども同士なのに、もう何人かがけんか、妊娠といった原因で学業を諦め、人生の重大な岐路に立たされていた。
(中略)
李は「大人がきちんと向き合えば、どんな子も成長していく。
その可能性が今この瞬間もどこかで削られている」という焦燥感にかられている。
(中略)
「教育は社会で自立するための準備。どの子どもにも一定水準以上のものが提供されるべきだ」
日経新聞 1月20日朝刊からの引用
我が子に良い教育環境を与えたいというのは親心として当然。
そして私立校も早くから良い生徒を囲い込みたいと中高一貫高に切り替えるところが増え、過熱しているのが中学受験の現状。
親の経済力で「学力差」に大きく影響が出てしまうのはなんだか切ないなと田舎出身の自分は思いました。
おしまい。
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